住商情報システム、シンガポール社とネットワーク・アウトソーシング・サービスで業務提携
Datacraft Asia Ltd.と住商情報システム株式会社の
業務提携に関するお知らせ
Datacraft Asia Ltd.(本社:シンガポール、CEO: Bill Padfield、以下DCA)と住商情報システム株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長: 阿部 康行、以下SCS)は、両社の取締役会において、日本企業向けにグローバル規模でのネットワーク・アウトソーシング・サービスを提供するための、ジョイントベンチャー設立を含む業務提携に関する基本合意書を締結することを決議しましたので、下記の通りお知らせいたします。
記
1. 業務提携概要
(1) 業務提携の狙い
多くの日本企業が抱えている、 (1)ネットワーク維持・管理コストの低減 (2)エンジニア不足の解消 (3)運用の標準化・可視化 (4)先端技術の活用等の課題を本アウトソーシングサービスにより解決します。
さらに、日本企業の海外進出・展開時に負担が大きい海外拠点のネットワークインフラの一元管理を実現します。
また、顧客の海外展開時には、アジア太平洋地域の13の国と地域にある拠点からリアルタイムで均質なサポートを提供します。
(2) サービスの提供形態
今回のDCAとSCSの業務提携により、SCSが自社のデータセンター運営で培った高品質なITインフラ運営ノウハウと、DCAが持つネットワーク機器に関する設定・構成情報の詳細な収集・分析テクノロジー並びに世界規模のサポート体制を組み合わせ、国内・ 海外を問わず顧客別に最適なネットワークソリューションを提供します。
(3) 提供サービスの機能
顧客のネットワーク運営を一括請負いすることで、分散する情報システム資源を一元的に統合管理し、「企画・設計 ⇒ 構築 ⇒ 導入 ⇒ 運用・保守」を24時間365日体制でサポートします。
本サービスでは、独自ツールにより各種情報を一元的に収集し、顧客の必要とする情報のタイムリーなレポーティングを通じネットワークインフラ運用の標準化・可視化を実現します。さらに、顧客担当エンジニアが詳細な現状分析を実施し、能動的かつ継続的な改善提案を行います。
これらの機能を通じ、従来の障害監視レベルから一歩踏み込んだ、自律的な運用アウトソーシングサービスを提供します。
2. ジョイントベンチャーの概要
設立年月 : 2007年7月(予定)
所在地 : 東京都内
事業内容 : ネットワーク・アウトソーシング・サービス事業
対象顧客 : 日本法人及びその内外関係会社
出資者 : 住商情報システム株式会社 50.0% 、Datacraft Asia Ltd. 50.0%
3. 出資者の概要
■Datacraft Asia Ltd.(DCA)について
同社はアジア太平洋地域で最大手の独立系ITサービスソリューション企業として、ITインフラの企画・設計、構築、サポート、運用等のサービスを提供しています。
ネットワーク、セキュリティ、マイクロソフトソリューション、ストレージ、コンタクトセンター等の技術を組み合わせ、高度なコンサルティング、インテグレーション、マネージドサービスでのノウハウとともに、顧客の事業ニーズに沿ったITソリューションを提供しています。
同社はDimension Data (本社:南アフリカ)のグループ企業であり、シンガポール証券取引所の上場企業としてStraits Times Indexに組み込まれています。シンガポールに本社を置き、 アジア太平洋地域の13の国と地域に50以上の拠点と1,300人を超える従業員を擁し、事業を展開しています。 詳細は www.datacraft-asia.com をご参照下さい。
■住商情報システム株式会社(SCS)について
同社は、1969年の設立以来、各産業界における長年の豊富な実績と、豊富な業務ノウハウの蓄積を活用し、日本国内外のお客様のあらゆるニーズに柔軟に対応し、総合的なソリューションを提供しております。業種ごとの専門知識をベースに顧客の個別ニーズに対応したシステム・アプリケーションを提供する業務系ソリューション、自社開発パッケージソフトを含んだERPパッケージにて基幹システムを構築するERPソリューション、ITインフラを構築するプラットフォームソリューションの3つの戦略的事業領域に強みを持つトップクラスのITサービス企業を目指し、お客様の個別ニーズとビジネス環境に最も適合した真に有用なIT製品・サービスをご提供いたします。
4. 本件に関する問合せ先
■ サービスに関する問合せ先
住商情報システム株式会社 IT基盤ソリューション事業部
営業推進部
TEL: 03-5166-1464
以 上