マイクロソフトとJBCC、丸善の営業支援システムを刷新
マイクロソフトとJBCCが、丸善(株)の営業支援システムをMicrosoft(R) Dynamics(TM) CRMとWebReportで刷新
マイクロソフト株式会社(本社:東京都渋谷区、代表執行役 社長:ダレン ヒューストン、以下 マイクロソフト)とJBCCホールディングス株式会社の事業会社でJBグループの中核である、日本ビジネスコンピューター株式会社(本社:東京都大田区、代表取締役社長:山田隆司、以下 JBCC)は、丸善株式会社様の営業支援システムをMicrosoft(R) Dynamics(TM) CRM 3.0(以下、Dynamics CRM)とJBCCのBIソリューションであるWebReport(以下、WebReport)を使用したシステムにより刷新したことを発表します。
今回のDynamics CRMとWebReportによる営業支援システム導入は、丸善株式会社様の以下のご要望にお応えするものです。
●案件発掘から受注に至るまでの長期的な営業活動のプロセスマネジメントを実現することにより、ビジネスの拡大を図る。
●事業戦略の進捗状況や売上予測等をシステム的に正確且つ迅速に分析し、有効な施策を実行する。
●業務プロセスを整理することにより、全営業部の平準化と効率的なビジネスモデルの構築を行う。
●お客様情報の収集活用を効果的に行うことで、効率的な情報発信や戦略的な営業方針の策定を可能とする。
●案件プロセスを全社で可視化することにより、情報共有と本部支援を強化する。
過去のSFA(Sales Force Automation:営業支援システム)導入課題として、メール管理、スケジュール管理、社内基幹システム等のツールの併用によるダブルワーク、現場浸透の不徹底、業務レベルの部門間での温度差、業務部門と情報部門の不整合などが挙げられます。
これらを踏まえた上で、
●営業部門では、既存ツールと連動することにより、現場への浸透が徹底でき、ダブルワークを無くすことで生産性の向上が可能なシステム。
●情報部門では、時間変化による対応と永続的なビジネス支援が可能なツール
を実現すると言う方針の基、JBCCソフトウェア製品(BIツール:WebReport)とDynamics CRMとの相乗効果により、第一段階の400ユーザーに対する営業プロセスのテンプレート化、基幹システム連携、BI、モバイル展開等を、実質3ヶ月で稼動することができました。
【丸善株式会社 教育・学術事業本部東日本事業部 河村副事業部長よりのコメント】
「丸善では、予算縮小傾向の中で競争が激化する学術市場において、シェアアップの拡大を実現するためには、物売り型既存営業の効率化とソリューション型新規営業への転換を両立させることが不可欠と考えています。顧客満足度を維持・拡大しながら、これら両立を行うためには、新しい営業支援システムの導入が必要と考え、導入しました。
マイクロソフトの新製品Dynamics CRMは、既に導入活用しているMicrosoft Exchange Serverとの親和性のみならず、従業員が使い慣れたMicrosoft Officeをそのままフロントエンドツールとして使えるという点で、生産性を最大限に向上させることができると判断しました。同時にJBCCのBIソリューションであるWebReportを利用することで、プロジェクトの開始から実質3ヶ月で稼動に至ることができました。
今回の新システム導入により、営業プロセスの平準化、営業活動の可視化、業績見込の未来予測精度向上、営業成果のデータ分析効率化が実現する見込です。」
マイクロソフトとJBCCは、今後もJBCCオリジナルなソフトウェア・ソリューション群である、CRM、BI、印刷ツールなどから構成される「Customer Vision(CV)」、会計、販売・製造、(人事・給与)などの「Enterprise Vision(EV)」、医療情報総合ソリューション「Medical Vision(MV)」の3製品群と、Dynamics CRM製品およびExchange Server、SQL Server(TM)、Active Directory(TM)などのマイクロソフト製品や関連サービスの提供を通じての相乗効果により、社員力を強化し、企業の経営力に結びつけるような営業支援システム、顧客管理システムの導入を支援していきます。
◆Dynamics CRMについて: http://www.microsoft.com/japan/dynamics/
Dynamics CRMは、様々な企業活動情報や知識を蓄積、企業内における情報共有を大幅に促進し、戦略的な顧客へのアプローチを可能にする新しい顧客戦略ソリューションを提供するプラットフォーム製品です。Dynamics CRMには、セールス、マーケティングおよびサービス向けのモジュールが含まれており、お客様との初めてのコンタクトから、商談、アフターサービスに至るまで顧客の全体像を把握できる上、ユーザーの利用形態に合わせて柔軟に、かつ迅速に導入することができます。各ビジネスプロセスを大幅に強化し、製品やサービスの質を継続的に改善することで、長期的な信頼関係を築くことができ、顧客と企業に高い価値の提供が可能になります。
◆WebReportについて: http://www.jbcc.co.jp/products/jbcc_soft/crm/bi/wr.htm
WebReportは、基幹データベースをWebブラウザで照会・分析・集計するとともに、ブラウザからのダイレクト印刷を可能にしたWebベースの最新BIツールです。以下のような特長を持っています。
●基幹データベースの照会系の業務を簡単にWeb化
●定義した業務を業務別に体系化(階層化)して管理
●検索した結果をグラフで表示
●画面上の表示設定や集計項目をダイナミックに変更でき、その場でほしいレポートが作成可能
●個人の認証機能
●多次元分析(キューブ)機能を搭載
●ドリルダウン、スライス、ダイスなどWebブラウザから分析可能
●ダッシュボードエディタ機能を搭載
●GUI操作(ドラッグ&ドロップとプロパティ設定)のみで簡単レイアウト設計
●10種類のグラフを標準搭載・・・etc
*Microsoft、SQL Server、 Microsoft Dynamics、Active Directoryは、米国Microsoft Corporationの米国及びその他の国における登録商標または商標です。
*その他、記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。
(※ 参考図は関連資料を参照してください。)