MBSDと物産ネットワークス 、「自己防衛型ネットワークソリューション」の共同マーケティング開始
三井物産セキュアディレクションと物産ネットワークス、「自己防衛型ネットワークソリューション」に関する共同マーケティング活動を開始
~不正侵入検知ソリューション「Sourcefire Intrusion Sensor」とファウンドリーネットワークスのエンタープライズ・セキュリティスイッチ群で連携~
情報システムのセキュリティサービス及び、運用管理サービスの企画・運営、関連製品の輸入・販売・サポートを手がける三井物産セキュアディレクション株式会社(以下 三井物産セキュアディレクション、本社:東京都千代田区、代表取締役社長:大橋 竜)は、物産ネットワークス株式会社(以下 物産ネットワークス、本社:東京都港区、代表取締役社長:木内 一貴)と「自己防衛型ネットワークソリューション」に関する共同マーケティング活動を開始することを発表致します。
今回の共同マーケティング活動は、三井物産セキュアディレクションが取扱うSourcefire Inc.(以下 ソースファイア社、本社:米国メリーランド州)の「Sourcefire Intrusion Sensor」と、物産ネットワークスが販売サポート及び、マーケティング、技術サポートを行っているFoundry Networks, Inc.(NASDAQ:FDRY、以下 ファウンドリー社、本社:米国カリフォルニア州)のレイヤ2/3スイッチ製品群、ネットワーク管理ソフトウェア「IronView Network Manager」を連携させた「自己防衛型ネットワークソリューション」を実現するためのものであり、両社が販売面やプロモーション活動等において相互協力を行うことで合意したものです。
ソースファイア社の「Sourcefire Intrusion Sensor」は、不正侵入検知・防御システムのデファクトスタンダードであるSnortベースのテクノロジを用いた専用アプライアンス製品です。オープンソースのSnortベースのルールセットは 現在8000 を超え、世界のセキュリティ専門家や3,000,000ダウンロード実績に紐付いたSnortユーザーから最新のコード、バグFIX、ルール提供をタイムリーに受け、それらは実質Snortコミュニティ運営の中心となっているソースファイア社の製品群にいち早く還元されています。
また、ルールのチューニングにおいてはユーザー環境に応じた簡単・柔軟なカスタマイズが可能で、ルール定義や検知条件を全て参照することでアラート発生原因まで徹底追跡します。また、「Sourcefire Intrusion Sensor」は検知パケットのペイロード詳細情報まで取得しているため、誤検知の判断や攻撃後の適切な対処が可能です。さらに、Snortの特長である「プリプロセッサ」により、検知エンジンの負荷を軽減ボトルネックにならないトラフィック処理を実現します。
ファウンドリー社のエンタープライズ セキュリティスイッチ製品群は業界最高峰のハイパフォーマンスと豊富なセキュリティ機能に加え、ハードウェアによるパケットサンプリング技術であるsFlowを用いたトラフィックモニタリングがリアルタイムに実行出来ます。このsFlowの機能により、これまでSNMPでは確認することの出来なかったトラフィックの詳細情報やその傾向を時系列に視覚化出来、プローブなどを必要としない、スイッチ埋め込み型のトラフィックモニタリングが可能です。 ネットワーク管理ソフトウェア「IronView Network Manager」は複数スイッチの設定・管理機能だけでなく、sFlowデータからトラフィックの状態をほぼリアルタイムに視覚化が可能です。
今回の連携により、ソースファイア社 「Sourcefire Intrusion Sensor」とファウンドリー社 エンタープライズ セキュリティスイッチ、ネットワーク管理ソフトウェア「IronView Network Manager」は「自己防衛型ネットワークソリューション」を実現し、お客様の様々なセキュリティニーズに沿ったセキュリティソリューションの提供を可能にします。エンタープライズ セキュリティスイッチから送られてくるsFlowデータをネットワーク管理ソフトウェア「IronView Network Manager」がPCAP形式に変換、「Sourcefire Intrusion Sensor」は一定間隔でパケットを検査し、sFlowにより取得されたパケット情報で判別可能な不正な通信を検知し、ネットワーク管理ソフトウェア「IronView Network Manager」に通知します。
「IronView Network Manager」はセキュリティスイッチをコントロールし、脅威のもととなる不正ホストのネットワークアクセスを制御することができます。これにより、広範囲に渡る内部ネットワークのエッジに至るまでのトラフィックを「Sourcefire Intrusion Sensor」によって検査することが可能になり、企業内ネットワーク全体を防御する「自己防衛型ネットワークソリューション」をご提供致します。ソースファイア製品とファウンドリー製品が連携することにより、ハイパフォーマンス、かつ広範囲に安全性を確保した信頼性の高いネットワークを構築することが可能となります。
三井物産セキュアディレクションと物産ネットワークスは今後、販売面やプロモーション活動等において相互協力を行い、より一層の販売活動の展開を目指します。
◆イベント情報
三井物産セキュアディレクションと物産ネットワークスは、2007年5月16日~18日に東京ビッグサイトで開催される、第4回情報セキュリティEXPOに参加いたします。
本リリースにてご紹介したソリューションのデモンストレーションを物産ネットワークスブース【西2-6】でご覧いただけます。また、三井物産セキュアディレクションブースは【西5-48】です。
【情報セキュリティEXPO公式サイト】http://www.ist-expo.jp/
【開催日時】2007年5月16日(水)~18日(金) 10:00~18:00
【会場】東京ビッグサイト西棟
◆資料:ソースファイア社および製品群について
ソースファイア社はGartner社の2006年 Magic QuadrantレポートIPS部門でリーダの位置を獲得しました。また、”ベスト・セキュリティソリューション”として2005年SC Magazine社からも受賞を受けています。フォーチュン100社のうち80%、またフォーチュン500社のうち半数以上が企業のIT資産の防御およびネットワークセキュリティ上のリスクを最小限にするためにSnortおよび、ソースファイアの技術を採用しています。
ソースファイアの製品群(Sourcefire 3D Systemシリーズ)は企業の脅威マネジメントにおいて「発見」「判断」「防御」という3ステップからなるアプローチを採用しセキュアなネットワークを確保します。また、ソースファイア製品群は外部の脅威にとどまらず、内部でのネットワーク、エンドポイントを保護しコンプライアンスの観点から内部ネットワークでの不正行為の監視および検知を実施するソリューションも展開しており、エンタープライズにおけるあらゆる脅威を統合的に管理します。
ソースファイア社製品詳細:http://www.mbsd.jp/solution/sourcefire/index.html
◆資料:ファウンドリー社製エンタープライズ・セキュリティスイッチ製品群について
ファウンドリー社は、世界で初めてギガビットイーサネットスイッチを開発したハイパフォーマンススイッチのパイオニアです。50以上の賞を受賞し、全世界で10,000社を超えるユーザーがファウンドリーを採用しており、世界が認める信頼のブランドとなっています。
エンタープライズ・セキュリティスイッチ群の「FastIron Switchシリーズ」は、セキュアな企業ネットワークを構築するための高機能スイッチです。セキュリティ・アプリケーションと連携した「検疫ネットワークソリューション」をはじめ、DoS攻撃防御機能やパワーオーバーイーサネット機能、無線LANスイッチ機能、IP電話制御機能など、その他企業ネットワークで必要となる様々な機能を使用することができます。「FastIron Switchシリーズ」は、企業ユーザーに対して、あらゆる用途での「使いやすさ」と、「安全なネットワーク」を提供できる製品です。
Foundry Networks社製品詳細:http://www.bussan-networks.com/
◆三井物産セキュアディレクション 会社概要
(※ 関連資料を参照してください。)
◆物産ネットワークス 会社概要
(※ 関連資料を参照してください。)
*本文中に記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。
(※ 資料詳細、会社概要は関連資料を参照してください。)