プラネックスとACCESS、情報家電向けネットワーク機器の開発・販売に合意
ACCESSとプラネックスがライセンス契約を締結
-DLNA1.5およびDTCP-IPに対応した新製品の開発に着手-
株式会社ACCESS(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:荒川亨、以下ACCESS)と、プラネックスコミュニケーションズ株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:久保田克昭、以下プラネックス)は、プラネックスがACCESS のDLNA(DigitalLiving Network Alliance)対応機器向けミドルウェア「NetFront(R) Living Connect」を搭載した情報家電向けネットワーク機器を開発・販売することに合意し、本日包括ライセンス契約を締結しました。なお、この契約が当期業績予想に与える影響は軽微であるものと判断しております。
ACCESSの「NetFront Living Connect」は、次世代向けの最新仕様であるDLNA version 1.5(以下、DLNA1.5)に対応したミドルウェア製品であり、携帯端末および情報家電において豊富な搭載実績を誇る「NetFront Browser」とのスムーズな連携が可能です。プラネックスは、ブロードバンドルータ、NASシステムなどのネットワーク関連機器を販売しており、今回の協業により、DLNA1.5に準拠した情報家電向けネットワーク機器の迅速な市場投入が可能となります。
このたび開発に着手する新製品は、「NetFront Living Connect」を搭載した初のDLNA1.5およびDTCP-IP(Digital Transmission Content Protection over Internet Protocol)対応商用機となる予定です。本契約に基づき、プラネックスは、「ホームサーバ機能搭載LAN型ハードディスクシステム」をはじめとする既存製品を含め、DLNA1.5対応製品を順次開発・販売していく予定です。
なお、ACCESSは、プラネックスの情報家電向けネットワーク製品である「NASシステム」に「NetFront Living Connect」を組み込み、デジタルテレビと連携するデモンストレーションを、5月16日(水)から18日(金)まで東京で開催される「第10回組込みシステム開発技術展(ESEC)」ACCESSブースにて展示する予定です。
※ACCESS、NetFrontは、日本国およびその他の国における株式会社ACCESS の商標または登録商標です。
※その他、文中に記載されている会社名および商品名は、各社の商標または登録商標です。
■株式会社ACCESS について
ACCESSは、情報家電向け組み込み型インターネットソフトの分野で市場をリードしています。「NetFront Browser」を始め「Garnet OS」「ACCESS Linux Platform」など、柔軟かつ拡張性が高いテクノロジを提供し、次世代端末の速やかな市場投入を実現可能としています。2001年2月26日に東証マザーズに株式を公開(4813)、アメリカ、アジア、ヨーロッパに全27の子会社を運営し国際展開にも注力しています。
■プラネックスコミュニケーションズ株式会社について
1995年7月設立のプラネックスコミュニケーションズは2001年にJASDAQ市場へ上場しました。ネットワーク関連機器を中心とした製品構成で、製品企画、開発、販売などを行っています。ルータ製品、無線LAN機器、法人、学校、政府、その他公的機関向けVoIP関連機器およびL2/L3/PoEスイッチ等、主に消費者のニーズを基本とした製品を扱っています。また携帯電話向けソフトウェアを主力製品とするトリスター株式会社、株式会社アメリカメガトレンドジャパン、インプローブネットワークスを傘下に収めネットワーク製品に限定しない携帯電話などの新たな市場への機器・サービスの開発、販売を行っています。