ネットジャパン、MacOS X上でWindows専用アプリケーションを動作させる互換レイヤーソフトを販売
(株)ネットジャパンが
Mac OS X上でネイティブにWindows専用アプリケーションを
動作させるための互換レイヤーソフトCrossOver Mac 6.1を
6月1日から販売開始
(株)ネットジャパン(本社:東京都千代田区神田紺屋町8番、代表取締役:蒋 冠成,資本金:5000万円)は、CodeWeavers社(本社:米国ミネソタ州)が開発した、Mac OS X上でWindows専用アプリケーションをネイティブに動作させるための互換レイヤーソフト「CrossOver Mac 6.1(クロスオーバーマック 6.1)」(以降、CrossOver Mac)の販売を2007年6月1日より開始します。ダウンロード販売はパッケージの販売に先行して5月18日より開始します。
【製品の概要】
CrossOver Macは、Mac OS X上でWindowsアプリケーションをネイティブに動作させるための互換レイヤーソフトです。バーチャルマシン(※OS上で動作する仮想的なコンピュータ)とは違い、Windows OSを必要としません。
CrossOver Macは、「WindowsからMacへの乗り換えにより、利用できなくなるアプリケーションの活用」「オフィスユースでWindowsアプリケーションを使用する必要性から、Windowsパソコンの購入を検討しているMacユーザーのコスト削減」「Windows 98用のゲームなど、現在では稼働環境のなくなってしまったアプリケーションの再利用」といったことを、Mac OS X上でシームレスに実現することができます。
ネットジャパンは今年3月にCrossOver Mac 6.0の英語版を販売開始しましたが、この度日本語化が終わり、バージョン6.1より、英語/日本語対応版として発売することになりました。
【製品の特長】
■Mac OS X上でWindowsアプリケーションがネイティブに動作
CrossOver MacをインストールしたMac OS Xは、Windowsの実行形式ファイル(例えばexe形式のファイル)をダブルクリックで自動的に判別します。既にインストール済みのアプリケーションと関連付けされた拡張子を持つファイルをダブルクリックするだけで、CrossOver Mac上のWindowsアプリケーションが自動的に起動してファイルを開きます。Windowsのオートラン形式のメディアを光学ドライブに挿入した場合も、自動的にオートランプログラムを判別し、インストーラなどを実行します。
■複数の異なったバージョンのWindowsおよび複数の同じバージョンのWindowsを同時にシミュレート可能
CrossOver MacではWindowsのシミュレーション環境を「ボトル」と呼びます。このボトルは、それぞれ独立したWindows環境をシミュレートするため、例えば、Windows XPとWindows 98の環境を同時にMac OS X上で動作させるといったことが可能です。また、同じボトルを複数本作成し、それぞれのボトルに異なるバージョンのアプリケーションをインストールすることで、ひとつの環境に対して異なるバージョンを共存させることができないアプリケーションでも、同時に使用することが可能になります。
■バーチャルマシンの構築が不要
CrossOver Macはバーチャルマシンではありません。いわゆるバーチャルマシンを構築するには、仮想マシン環境の設定、OSのインストール、ドライバのインストールなど、プロセスと時間を要します。CrossOver Macを使えば、このような手間は必要ありません。すぐにWindowsアプリケーションのインストールをおこない、実行することができます。また、バーチャルマシンによるWindowsアプリケーションの使用は、Mac OS環境とは箱庭のように隔離された状態でおこなうのに対して、CrossOver Macでは、WindowsアプリケーションをMac OS X上でネイティブに動作させます。これにより、ExposeなどMac OS Xの機能も使うことができますので、Mac OS X用の他のアプリケーションと非常に高い親和性を発揮します。
■Windowsを必要としない
CrossOver Macは、Mac OSにWindows互換API(Windows用のアプリケーションを動作させる際に必要となる命令や関数の集合)をインストールします。そのため、Windowsを必要としません。
■日本語、英語両方のWindowsアプリケーションをサポート
CrossOver Macは、日本語以外に英語のWindowsアプリケーションもサポートしています。英語版でしか販売されていないWindowsアプリケーションも活用することができます。
※その他の言語についてはサポートしておりません。
【CrossOver Mac 6.1への無償アップグレード】
CrossOver Mac 6.0 英語版を購入し、2007年6月末日までにユーザー登録をおこなったユーザーに対しては、CrossOver Mac 6.1(英語/日本語対応版)へ無償アップグレードをおこないます。
【稼動条件】
1.OS:Mac OS X 10.4.4以上(日本語/英語環境に対応)
2.CPU:Intel CPUを搭載したMacintoshの全て
3.メモリ:512MB以上のRAM
4.ハードディスクの空き容量:アプリケーションのインストール用に100MBのハードディスク空き容量
※別途、インストールするWindowsアプリケーションに応じた空き容量が必要となります。
5.その他:インターネット接続環境
※必須ではありませんが、一部のWindowsアプリケーションのインストール時に必要となります。
【販売価格と販売見込み】
CrossOver Mac 6.1の通常版は税込みで11,550円(本体11,000円+消費税550円)です。また、ダウンロード版の価格は税込みで8,400円(本体8,000円+消費税400円)です。SOHO/企業向けには複数ライセンスも用意しています。(詳細価格はネットジャパンのホームページに記載)
ネットジャパンでは、CrossOver Mac 6.1を大手流通、全国のPCショップ、アップルストアやダウンロード販売サイトやネットジャパン直営のオンラインショッピングサイト「マイネットジャパン」 https://mynetjapan.jp/ を通じて販売し、一年間で5000万円の販売を見込んでいます。
【お問い合わせ先、商標】
●お客様からのお問い合わせ先は、(株)ネットジャパン リテール営業部までお願いします。
(TEL)03-5256-0801 (FAX)03-5256-0802 E-mail:sales@netjapan.co.jp
●(c)2007 CodeWeavers Inc. All rights reserved. CrossOver Macは CodeWeavers Inc.の商標です。
●本ニュースリリースに記載されているその他のブランドおよび製品名は各所有者の商標または登録商標です。
●詳細な製品概要は http://www.netjapan.co.jp/r/product_mac/item006/ をご覧ください。