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ニュースリリースのリリースコンテナ第一倉庫

ニュースサイトなど宛てに広く配信された、ニュースリリース(プレスリリース)、 開示情報、IPO企業情報の備忘録。 大手サイトが順次削除するリリースバックナンバーも、蓄積・無料公開していきます。 ※リリース文中の固有名詞は、発表社等の商標、登録商標です。 ※リリース文はニュースサイト等マスコミ向けに広く公開されたものですが、著作権は発表社に帰属しています。

2024'11.25.Mon
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2007'05.21.Mon

NTTデータ、Webシステムの連携を最適化する「システム連携導入支援サービス」を開始

複雑化するWebシステムの連携を最適化する
「システム連携導入支援サービス」を開始
~Web2.0の考え方を取り入れ、高い柔軟性を実現~


 株式会社NTTデータ(本社:東京都江東区、代表取締役社長:浜口友一)<以下「NTTデータ」>は、Webシステムのための連携導入支援サービスを2007年5月18日より開始します。
 Web2.0に見られる柔軟なシステム連携の仕組みを取り入れることで、従来のWebブラウザだけではなく、携帯電話・リッチクライアントや外部システムなど、今後も増え続ける多彩なクライアントおよび外部システムとの接続を、オープン技術を用いて統一的なインタフェースで実現します。(図1参照)
 特に、これまで様々な端末や他システムとの連携を個別に実施し、複雑化してしまったシステムをお持ちのお客様のために、連携に最適なシステム構成の提案、再構築に向けた段階的な導入のガイドライン作成までを、当社システム開発サービスの一環として提供します。


 図1 今までのシステム連携と本サービスのシステム連携(I/Fはインターフェースの略)
 (※添付資料を参照)


【背景】
 現在のWebシステムではWebブラウザなどの決められたクライアントとの処理だけでなく、他システムから接続され、相互に連携しながら機能するものが主流となってきています。また閲覧に用いるWebブラウザの種類も多岐に渡り、システムは携帯電話やリッチクライアントなど様々なクライアントに対応することが求められています。
 しかし、より多くの種類のクライアントや他システムとの連携に対応することは、改修コストの増大や煩雑な維持運用を招く要因になりがちです。新規の連携先に対応する度にシステムの機能追加・改修を重ねる必要があり、そのシステムがサービス開始当初に想定しきれなかった接続方式に直面するため、時にはサーバ増設などの対応を迫られ、一層複雑化していきます。
 そのため、あらかじめ多種多様な接続が増えることを想定したシステム連携の仕組みが課題となっています。
 今まで複数のWebシステムを構築してきたお客様も、それらシステム間の相互接続や、他システムとの接続を個別に検討し、今ではそうしたシステムが複雑になってきていると感じています。このまま今後も連携を増加させていく前に一度ここで整理をしたい、というニーズが急速に高まっています。


【サービスの概要】
 NTTデータではこれらの課題を解決するためのシステム連携の導入支援サービスを開始します。本サービスは、従来のシステム開発サービスの中に組み込んで提供していきます。

サービスの概要は以下のとおりです。

・お客様のシステムに最適なシステム連携像および設計方針の立案
 お客様がすでに構築済みのシステムやデータ構成を調査し、ヒアリングなどを実施させていただくことで、必要なシステム連携のゴールと設計方針を確立します。

・開発のためのガイドライン作成支援
 お客様の既存資産を活用するために、システムとして見直すべきポイントや、システム連携の段階的な導入・実現ステップについて明らかにしていきます。
 これらをお客様ご自身でもご活用いただけるよう導入ガイドラインとしてまとめます。


 本サービスは、当社が研究開発した「システム連携開発手順」および「システム連携参照アーキテクチャ」をベースとし、これまで企業間業務システム連携のガイドライン作成で得た実績・ノウハウを加え、より実践的なものとして今回サービス化したものです。標準化された手順と参照アーキテクチャを利用することにより、具体的な検討を網羅的かつ迅速に実施することが可能となっています。
 また、参照アーキテクチャはWeb2.0を支える「RESTアーキテクチャスタイル(*1)」をベースとし、一般に広く利用されているオープン技術のみで構成されているという特長があります。
 これにより、特定のミドルウェア製品の使用を前提とせずに、多様なシステムとの連携が可能となります。

本サービスの実施イメージ(別紙参照)


【効果】
 本サービスを適用することにより、以下の効果が期待できます。

・連携先システムの追加やクライアント追加時の、迅速な対応および開発コストの低減
・連携先システムに接続方式の変化が発生した際の、追加投資の抑制


【今後の展望について】
 現在注目されているWeb2.0を中核にすえた新規システムの構築へ積極的に活用していくことや、今後ますます高まるSOA(*2)の需要に対応する、具体的で実現性の高い実装手法として本サービスを適用していきます。

(*1)REST(REpresentational State Transfer)アーキテクチャスタイル
 WWWを参考としてシステムの構成について整理した考え方。シンプルなインタフェースと整理された内部構造を持ち、システム連携に適した特長を有している。
(*2)SOA(Service Oriented Architecture)
 システムを”サービス”と呼ばれる独立した機能ごとに切り分け構成する考え方。サービスを外部からの利用に対応させることでシステム連携を実現することができる。


 ※【別紙】は添付資料を参照

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