米アジャイル・ソフトウェア、オラクル社による買収契約を正式に締結
オラクル社によるAgile Software社買収を発表
世界最大規模のPLM(プロダクト・ライフサイクル・マネジメント)ソリューション・プロバイダーであるAgile Software社(Agile Software Corporation (Nasdaq: AGIL))は2007年5月15日、オラクル社がAgile社を買収する契約を正式に締結したと発表しました。買収は、一株 $8.10(総額約4億9500万ドル)の"キャッシュマージャー"によって行われます。
Agile社の買収は、世界最大の、統合型エンタープライズPLMソリューションを確立することを目的としています。Agile社のエンタープライズPLMソリューションは、製品のライフサイクルを通じて、製品革新を加速し、品質向上とグローバルオペレーション対応を実現し、かつコンプライアンス確立を支援するもので、エレクトロニクス、医療機器、航空防衛など複数の業界にコラボレーティブなビジュアル・ソリューションを提供するものでもあります。
Agile社のCEOであるJay Fulcher(ジェイ・フォルチャー)氏は次のように述べています。「Agile社は、日米欧アジアで、1,250社以上のPLM顧客、及び10,000社以上のビジュアライゼーション顧客にソリューションを提供しています。また、それらは多様なERPおよびCADシステムと統合運用されており、そのインプリメンテーションを迅速かつ確実に行ってきた実績を有しています。オラクル・ソリューションの一環となることによって、当社はエンタープライズPLMソリューションを、さらに広範囲のお客様に提供し、その進化を一層加速することができると考えています。」
オラクル社の社長であるCharles Phillips(チャールス・フィリップス)氏は次のように述べています。「製品を市場に提供する企業にとって、製品革新こそが利益の源泉となっています。Agileソリューションは、オラクル社のPLMソリューションの機軸と位置づけられるもので、これはオラクル社の、業界に適したエンタープライズ・アプリケーションを提供していくというストラテジーをさらに推進するものです。また、SAP社の顧客にも戦略的なソリューションを提供してゆくことを可能にするものであると考えています。」
この買収は、株主および政府関係機関の承認とともに、企業間の契約完了手続きが必要となるもので、それらの処理は2007年7月に完了する予定です。詳細は、 http://www.agile.com/oracle を参照してくださいますよう、お願い致します。
プロフォーマベース第4四半期決算
* 関連資料 参照
◆オラクル社について
オラクル社(Oracle (NASDAQ: ORCL))は、世界最大の企業ソフトウェア会社です。オラクル社に関する詳細は、同社のウェブサイト( www.oracle.com )で提供されています。
◆Agile社について
Agile社(Agile Software Corporation (NASDAQ: AGIL))は、製品のライフサイクルを通じて企業が収益を追求し、製品革新を加速化させ、品質向上とグローバルオペレーションを可能にし、かつコンプライアンス確立を支援するソリューションを提供しています。幅広いエンタープライズPLMソリューションと、迅速なインプリメンテーションによって、Agile社は製造企業が製品の収益性を最大化することを支援しています。 自動車業界、航空宇宙および国防関係、消費者製品業界、電子機器、ハイテク業界、工業製品業界およびライフサイエンス業界において、以下の企業がAgileソリューションを採用しています。