大平洋金属、中期経営計画「PAMCO-22」を策定
中期経営計画「PAMCO-22」
(平成19年度~平成22年度)策定のお知らせ
当社は、平成17年12月7日「中期経営計画(平成18年度~平成20年度)策定のお知らせ」で中期経営計画を開示いたしましたが、当社主力製品販売価格の指標となるLMEニッケル価格の大幅な上昇等、当社を取り巻く環境が大きく変化したため、それに対応すべく平成19年5月22日開催の取締役会において、新中期経営計画「PAMCO-22」を策定しましたので、お知らせいたします。
記
1. 新中期経営計画期間
平成19年4月~平成23年3月
2.新中期経営計画の内容と目標
(1)ニッケル資源調達の長期安定化
・ニッケル資源調達の長期安定化のため、現地原料調達先企業と長期購入契約の維持更新および共同鉱山開発の実施をするとともに、低品位鉱石に対応した湿式製錬技術の確立を図る。
(2)大規模設備投資による生産能力の増強・合理化・環境対策
・電気炉ライン等について適切な設備投資を行うなどにより生産性の向上と環境対策の充実などを図る。
(3)東アジア地域における取引先との連携強化
・中国を視野に入れつつ東アジアのステンレス鋼生産地域に販路を拡大する。
(4)新規事業の充実に取り組み、さらなる企業価値・株主共同の利益の向上を目指す
・製錬技術を活用した焼却灰・溶融飛灰処理等の環境事業の充実を図る。
(5)コンプライアンス、内部統制の充実
・コンプライアンスの意識徹底の方法を検討し、実施する。
・内部統制改善の具体的内容を検討し、特に財務に関する事項の実現を図る。
これらの新中期経営計画に定められた諸施策を実行することで、当社は事業の効率性、高収益性を維持・実現することを目標としております。
3.配当方針
当社は株主の皆様への利益還元を重要な経営課題のひとつとして位置づけており、企業体質の充実・強化を図りつつ、新中期経営計画での利益配分について、連結配当性向30%を目処に実施してまいります。
また、内部留保金につきましては、経営環境の変化に対応するとともに、新技術の開発、設備投資、資源確保および資本政策の一環としての自己株式取得等に活用してまいります。
・生産販売数量計画および収益計画
※添付資料を参照
以上