京商、かわいい外見と優れたパフォーマンス性を備えた人間型ホビーロボットを発売
愛らしいルックスに優れたパフォーマンス性を備えた
インテリジェントなホビーロボット
「マノイ PF01 通常販売モデル」6月30日(土)発売開始
ラジオコントロールモデル(無線操縦模型)やダイキャスト模型により豊かで快適な生活を提供している京商株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:鈴木 正之)では、可愛く親しみやすい外観とともに、パフォーマンス性能に秀でたインテリジェントさが魅力の1/5スケール2足歩行アスリートヒューマノイド※1「マノイ PF01 通常販売モデル』を6月30日(土)より発売開始致します。
京商ではラジオコントロールモデル技術を応用した1/5スケールのアスリートヒューマノイド「マノイ」の開発を行い、昨年9月に高速移動の機能を追及した「マノイ AT01」を発売。12月10日には「マノイ AT01」を用いたヒューマノイドによる5m競争「KYOSHOアスレチクス ヒューマノイド カップ」を開催いたしました。
そしてこのたび発売するのが愛らしいルックスと、優れたパフォーマンス性を備えたインテリジェントなヒューマノイド「マノイ PF01」です。
「マノイ PF01」は、日本を代表するロボットクリエイターのひとりであるロボ・ガレージの高橋智隆氏※2がキャラクタースーツのデザインを手がけたホビーロボットで、膝を伸ばしたままで人間と同様の歩行を実現する「SHIN-WALK」の搭載など、単に見た目の可愛いさだけでなく、動きにおいても親しみやすさを追求したロボットとして誕生したのが「マノイ PF01」です。また動きや傾きを検知するジャイロセンサーを商品に付属。自らバランス補正を行い、優れた動きを実現することが可能となっています。
このほか頭部には、各種センサー系を収納するスペースを確保。愛らしい外観はそのままに、さまざまな機能を追加させることのできる拡張性も「マノイ PF01」の特徴のひとつとなっています。
「マノイ PF01」の機能拡張として、タッチセンサー、人感センサー、距離センサー、デジタルコンパス、簡易マイク、三軸加速度センサー、音声ボード(RCB-3音声ユニット MANOI/DO3)等の各種センサーを企画しております。
たとえば「マノイ PF01」の頭部や手の先にタッチセンサーを取り付け、そこに触れることで、「マノイ PF01」が様々な動作を行うようにできます。あるいは、人感センサーの検出範囲に人間(物体)を感知したら挨拶などの動作を行う、距離センサーで障害物を感知し障害物を避けて進むなど、ロボット自身が周りの状況の変化を察知し、自律した行動をとるようにすることが可能になります。
これを組み合わせることで、「拍手した相手に向かってマノイが歩き出し、途中の障害物をよけながら到達。そこで頭をなでるとマノイが喜びだす」の様な、一連の動きを演出することが可能となります。
また「マノイ PF01」は、ロボット専用のアクチュエーター「KRS-4024S HV」(近藤科学株式会社)を採用し、関節の動作角度、トルク、スピードが格段と向上。スムーズな動きを実現しています。
動力には「マノイ PF01」専用の「リチウムポリマーバッテリー」と「専用AC充電器」を新たに開発。「軽量」「ハイパワー」「大容量」の3大メリット持つリチウムポリマーバッテリーにより、マノイならではのパフォーマンスをお楽しみいただけるようになっています。バッテリーの安全性にも配慮し、温度センサーを内蔵したほか、誰でも安全で確実な充電ができるように、フル充電時のオートカット機能を備えたオートチャージャーも付属。約1時間でフル充電が可能な高速充電機能も備えたバッテリーセットとなっています。
「マノイ PF01」は100点以上の部品を自分で組み立てる楽しみ、組み立てたロボットにさまざまな動作を入力して動かす楽しみ、搭載センサーによる擬似コミュニケーションの確立など、さまざまな楽しみと拡張性に富んだメカニズムを持ったホビーヒューマノイドです。
今回の「マノイ PF01」正式発売に先立ち、先行販売モデル(限定販売特別カラー)の販売を2007年4月1日発売にて行いましたところ、限定150台が即完売状態になり、「マノイ PF01」の人気の高さをうかがわせました。「マノイ PF01 通常販売モデル」は、6月10日(日)より予約受付を開始。6月30日(土)より価格199,500円(税込)で発売開始いたします。
初年度出荷は300台の予定です。
この「マノイ PF01 通常販売モデル」発売に関し、別紙の通りデモ・説明会を開催いたします。このイベント当日に開催店舗にて同商品のご予約を頂きますと、もれなくMANOI USBメモリー【128MB】を商品受け取り時(6/30~)にご購入店舗にて配布する特典付先行予約の受付を行います。
さらにこの「マノイPF01」および昨年発売開始いたしました「マノイAT01」による「第2回 KYOSHO アスレチクス ヒューマノイドカップ」を2007年12月8・9日の2日間で開催することが決定いたしました。会場は、サブカルチャーのメッカ”秋葉原 UDX”の2Fイベント会場です。日進月歩のロボットジャンルにおいて1年という時間がどのような成長・高記録をもたらすのか。ぜひご期待ください。
※1 ヒューマノイド=二足歩行ロボット
※2 高橋智隆氏(ロボットクリエイター)プロフィール
●京都大学工学部物理工学科メカトロニクス研究室卒業
●関西テクノアイデアコンテスト2001グランプリ
●関西テクノアイデアコンテスト2002グランプリ
●キャンパスベンチャーグランプリOSAKAグランプリ
●NBK学生ベンチャー大賞
●大阪活力グランプリ
●ロボカップ世界大会inリスボン優勝
●米TIME誌「2004年の発明」に選定
●2003年ロボ・ガレージを創業し、京大ベンチャーインキュベーション入居第一号となる
【 お問い合わせ先 】
京商株式会社ユーザー相談室 TEL:046-229-4115
またはhttp://www.kyosho.com
*添付資料あり。