米AMD、東芝の新型ノートブックPC3機種にAMDプラットフォームを提供
東芝、新型ノートブックPCにAMDプラットフォームを採用
AMD(本社:米カリフォルニア州サニーベール、会長兼CEO:ヘクター・ルイズ)は本日、東芝がAMDプラットフォームを採用したSatellite(R)ノートブックPC、3機種を発売すると発表しました。東芝は、人気のSatellite(R)製品にAMD Turion(TM)64 X2デュアルコア・モバイル・テクノロジとAMD M690モバイルチップセットを採用し、高いモバイル性能と抜群のグラフィックス性能を組み合わせたシステムを提供します。世界規模の主要ノートブックPCメーカの一社である東芝は、バック・トゥー・スクールに間に合うタイミングで新しいノートブックPCを発売する予定です。
AMDのHenri Richard(ヘンリ・リチャード、エグゼクティブ・バイス・プレジデント兼チーフセールス&マーケティングオフィサー)は、次のように述べています。「東芝をお迎えし、急成長を続けるノートブックPC市場へのさらなる浸透を果たせた本日は、AMDのモバイル事業にとって大きな意義を持つ日となりました。世界の主要ノートブックPCのOEM企業の大多数からAMDプロセッサ搭載システムを提供頂いている現在、東芝における今回のAMDプラットフォーム採用は、AMDのモバイル・テクノロジ・ロードマップの強みと、魅力あるプラットフォーム・ソリューションを実現する製品群をOEM各社に提供するAMDの能力とをさらに強調する事実と言えます。AMDおよび業界をリードするAMDテクノロジ・パートナ各社との協力によって、今後東芝は、いっそう幅広いノートブックPCの選択肢を世界中のユーザに提供することになるでしょう。」
東芝の執行役上席常務 PC&ネットワーク社 社長、能仲久嗣氏は、次のように述べています。「今回、AMDとの協業に至った背景には、モバイル・コンピューティングのより広範な市場のニーズを満足したいという考えがあったからです。東芝では、業界をリードするサプライヤ各社と協力し、当社顧客にとって価値を生む画期的な製品を開発することを基本方針としています。」
東芝は、AMDベースのノートブックPCをまず米国と欧州に投入する予定です。
東芝は、AMDのベター・バイ・デザイン(Better by Design)プログラムに参加する最新のOEM企業となります。このプログラムは、世界をリードするOEM各社がプロセッサ、グラフィックス、ワイヤレスといったPCを構成する主要コンポーネントを用途に応じて自由に選択して設計するという方法で、ユーザに高い性能と優れたグラフィックス、ワイヤレス接続を提供するとともに、低消費電力性能を高め、バッテリ長寿命化をも実現するAMDのプログラムです。
AMD Turion 64 X2デュアルコア・モバイル・テクノロジとAMD M690チップセットは優れたモバイル・コンピューティング・プラットフォーム・エクスペリエンスをユーザにもたらします。AMDのオープンプラットフォーム戦略では、世界をリードするOEM各社は、高性能なグラフィックス処理とスムーズなビデオ再生を実現する最先端のグラフィックス性能だけでなく、低消費電力による長寿命化バッテリなどの選択肢を活用しノートブックPCを設計することが可能です。
■AMDについて:
AMD(NYSE:AMD)は、コンピュータ業界、グラフィックス、家電業界向けに革新的なマイクロプロセッサ・ソリューションを提供するグローバル・プロバイダです。AMDは、世界中のコンシューマおよびビジネス分野のお客様を支援する、徹底したお客様中心主義の理念に基づくソリューションを提供します。それにより、オープンな技術革新の促進、選択肢の拡大、さらに業界の発展に向けて努力します。日本AMD株式会社は、AMDの日本法人です。
詳細については、http://www.amd.com(英語)またはhttp://www.amd.co.jp(日本語)をご覧ください。
※このプレスリリースは、米国サニーベール発5月29日発英文リリースの抄訳です。