トステム、ゆるやかな間仕切りを実現する和テイストの造作材「インテリア格子」を発売
“和”テイストの格子で、家族の気配を感じつつ空間をゆるやかに仕切る
造作材「インテリア格子」新発売
~ 角材断面が台形なので、表裏の異なる印象が楽しめる間仕切り~
サッシ・住設機器・建材の総合メーカー、トステム株式会社(本社:東京都江東区、社長:小川康彦)では、造作材(ぞうさくざい)※「インテリア格子(こうし)」を7月から全国発売します。(一部東日本は6月から先行発売)
※造作材(ぞうさくざい):長押(なげし)、敷居、鴨居など建物内部の見えがかりの木材
最近の住宅は、幾何学的なシンプルモダンデザインが流行る一方で、“和粋(わすい)モダン”や“ジャパンモダン”と呼ばれる和風回帰を思わせるデザインにも注目が集まっています。
団塊世代向けの建て替えプランは、和風平屋の落ち着いた外観デザインも登場しています。室内デザインにも、和室と洋室の間仕切りに紙貼り障子が採用されるなど、和テイストの建具が人気です。
今回、発売する「インテリア格子」は、この“和テイスト”のデザインを意識して新開発した造作材です。日本の伝統的な建具である格子は、もともとは窓や出入り口に付ける部材で、縦に細い桟木や竹を一定間隔に並べた形状のものをいい、隔子(かくし)から転じた名称だともいわれています。この格子を室内に用いることで、完全に空間を仕切ってしまう壁や襖とは違い、圧迫感なく、ゆるやかに仕切ることができます。光や視線を適度にさえぎる程度なので、家族の気配を感じつつ開放的なゾーニングが実現できます。さらに、空気の流れをほとんど妨げないので、暖冷気や汚れた空気がよどみにくく、全館暖冷房や全館計画換気システムを採用している気密性の高い住宅やマンションにも最適です。
また、格子の角材断面を台形にしたので、表裏で陰影の印象が微妙に異なり、違う雰囲気を演出できます。
<特長>
【和テイスト】
和モダンインテリアに合わせやすい「エッセン」(薄茶色)と、「ショコラーデ」(焦げ茶色)の2色を用意しました。
【建具と統一】
室内ドア、窓額縁など他の建具と同じ表面加工なので、色合わせや質感などのトータルコーディネイトが容易です。
【表裏で異なる印象】
縦格子の角材の断面を台形にしたことで、表裏で陰影が異なり、空間の印象が変わります。
<仕様>
(1)縦枠:基材LVL+MDF(※)、表面材HPJシート(※)
(2)上下枠/縦格子/横格子:基材MDF、表面材:HPJシート
(3)下地材:基材合板
(4)「F☆☆☆☆」対応:ホルムアルデヒドについては、建築基準法と住宅品質確保促進法の規定でもっとも発散が少ない区分です。
(5)「13物質」対応:トルエン、キシレンなど、厚生労働省より室内濃度指針値が示されているホルムアルデヒド以外の12物質も削減しています。
(6)施工性:部材はすべてプレカット加工済みなので、掘り込み加工の必要がなく施工時間が短縮できます。
(7)施工性:縦枠、縦格子はH寸法を切断できるので、現場の天井高に合わせた施工ができます。(対応天井高範囲:2100mm≦H≦2600mm)
※MDF :山林手入れで発育を助けるために伐採される間伐材などをリサイクルした中質繊維板。
資源を有効利用することで環境保全につながる
※HPJシート:非塩ビ系のハイプロテクト樹脂シート。廃棄物処理で有害物質が出にくい、自然環境や住環境に優しい素材
<サイズ・価格>
1セット(枠セット+縦格子14本セット):幅910mm×高さ2,600mm
148,000円
※価格には、消費税、組立代、取付費、運賃等は含まれていません。
<発売地域>:全国
<発売日>:7月1日(一部東日本は6月から先行発売)
<この件に関するお問い合せ>
お客様相談室 TEL:03‐3638‐8181 フリーダイヤル:0120-126-001
※トステム(株)は、持株会社「株式会社住生活グループ」傘下のグループ会社です。