ヤマハ、通信プロトコルに「EtherSound」採用のネットワークオーディオインターフェースを発売
■通信プロトコルにEtherSound(TM)を採用したEtherSound(TM)⇔AES/EBUインターフェース
ネットワークオーディオインターフェース NAI48-ES
ヤマハ株式会社(静岡県浜松市中区中沢町10-1、社長:伊藤修二)は、通信プロトコルにEtherSound(TM)を採用したネットワークオーディオインターフェース「NAI48-ES」を6月25日(月)から発売いたします。
<価格と発売日>
品 名:ネットワークオーディオインターフェース
品 番:NAI48-ES
希望小売価格(税込):¥504,000
発売日:2007年6月25日
<製品の概要>
この度発表致しますネットワークオーディオインターフェース「NAI48-ES」は、48ch I/OのEtherSound(TM)⇔AES/EBUのインターフェースです。
AES/EBUのフォーマットで接続したデジタル機器からのデジタルオーディオをEtherSound(TM)へ送出する(またはEtherSound(TM)から取り出し、AES/EBUでデジタル機器へ出力する)ことができ、簡単な結線でオーディオネットワークを構築することができます。
<製品の主な特長>
■通信プロトコルに‘EtherSound(TM)’を採用
■長距離のステージボックス構築に最適
■デジタルの高音質に加えHAリモート信号も同一のケーブルで伝送
■電源2重化によるフェールセーフ
<特長/仕様>
■通信プロトコルに‘EtherSound(TM)’を採用
AVY16-ES「EtherSound(TM)」は、入手しやすいCAT5ケーブルを使用し高音質、多チャンネルのデジタルオーディオを伝送するネットワークオーディオプロトコルであり超低レ-テンシ-での伝送とイーサーネットスイッチを使用したスター型配線にも対応する柔軟性があります。当社デジタルコンソールとの接続にはAuviTran社製のmini-YGDAIカード「AVY16-ES」を用いる事でステージやF.O.Hを含めたシステムセッティングが簡便になります。
■長距離のステージボックス構築に最適
NAI48-ESは、1Uのコンパクトなボディーに8ch I/OのAES/EBU端子を6基装備し最大同時48chイン48chアウトのデジタルオーディオを伝送可能です。例えば、リモートHA付きADコンバーター「AD8HR」4台とDAコンバーター「DA824」2台を併用することで32chイン16chアウトのステージボックスが完成するなど組み合わせにより様々なチャンネル数のステージボックスを構築することができます。
■デジタルの高音質に加えリモート信号も同一のケーブルで伝送
データ転送で一般的なCAT5ケーブルを使用し、24bit/96khzの高音質で最長120m(*)の伝送を実現します。また当社デジタルコンソールとHA付きADコンバーター「AD8HR」を併用した場合、CAT5ケーブルに音声信号の他、ヘッドアンプリモート信号も1本のケーブルで伝送可能となりF.O.Hポジションのデジタルコンソールからシーンに合わせたマイクゲインセッティングが可能となります。同時にケーブルコスト、敷設作業の軽減にもメリットがあります。
*最大長は使用するケーブルにより異なります。また電磁干渉防止のためには、CAT5のSTP(シールド付ツイストペアケーブル)をお使いください。
■電源2重化によるフェールセーフ
NAI48-ESは当社デジタルミキサーとの使用を考慮して設計を行っています。ケーブリングまで含めて、システムの中核をなすミキシングシステムの一部であるという考え方から、本体内蔵の電源に加え、EXT DC INPUTによる電源の2重化にも対応できる仕様とし、電源トラブルによる音声中断を防ぐことができます。
*EXT DC INPUT用の電源については仕様に合致する市販電源をご使用ください。
<仕様概略>
(※ 関連資料を参照してください。)
※文中の商品名、社名等は当社や各社の商標または登録商標です。
●お問い合わせ先
ヤマハ株式会社
プロオーディオインフォメーションセンター
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(※ 製品画像、仕様概略などは関連資料を参照してください。)