グルンドフォスポンプ、デジタル定量ポンプDMEシリーズに新製品「DME4」を追加
グルンドフォスポンプ、デジタル定量ポンプDMEを更にレンジ拡大
~デジタル制御方式の定量ポンプでは国内最大の容量レンジ、
幅広い分野での販売拡大を目指す~
業界最高水準のポンプ・ポンプソリューションを提供するグルンドフォスポンプ株式会社(以下グルンドフォス、本社:静岡県浜松市北区新都田1-2-3、代表取締役社長:財田充郎)は、2007年6月6日デジタル定量ポンプDMEシリーズに新製品「DME4」を追加、レンジを拡大しますので、お知らせします。
DMEシリーズは、用途に合わせて注入液の必要量をデジタル制御で精確に設定することができる定量ポンプです。水処理でのpH調整プロセス、食品洗浄プロセスでのバッチ注入、廃水処理施設での大容量薬注などをはじめ、様々な用途に幅広く対応が可能です。(※1)
グルンドフォスでは、今回のレンジ拡大で今まで以上に多岐にわたる分野での販売拡大を目指します。
【製品概要】
2002年に販売を開始し、2006年に一度レンジを拡大したデジタル定量ポンプDMEの更なるレンジ拡大が実現しました。これまでカバーしていた容量レンジは、毎分0.04ミリリットル~2.5リットルまででしたが、この度のレンジ拡大で、最大毎分15.7 リットルまでの容量をカバーできるようになりました。これはデジタル制御方式の定量ポンプとしては国内最大の容量レンジとなります。
【レンジ拡大の概要】
※ 関連資料参照
【DME4製品の主な特長】
・最大毎分15.7リットルという大容量の定量ポンプでありながら、デジタル制御によって、約1:800の極めて広い吐出量制御範囲を持ち、また、アナログ信号、パルス信号などの様々な外部信号入力によって全範囲において吐出量を自在にコントロールできます。
・液晶ディスプレイ付きのコントロールパネルで各種設定することにより、複雑な計算をすることなく、必要な吐出量を確実に得ることが出来ます。
・ダイアフラムの速度、加速度、位置を全て管理できるように設計されている為、スムースで均一な動作が可能で、その結果として脈動が少なく精密で正確な薬注を行えます。
・フィールドバス通信モジュールを搭載することが出来るので、自動化された生産プロセスに組み込んだ形での使用が可能です。行程の管理状況の把握や、定量ポンプ運転状況の遠隔監視が可能となります。
※1;DMEの用途事例は下記URLをご参照下さい。
http://www.grundfos.com/Web/homeJP.nsf/Webopslag/HIII-6NU5DF
<グルンドフォスグループについて>
グルンドフォスグループは、デンマークに本社を構え、世界40ヶ国でビジネスを展開するポンプンプメーカーです。1945年の創業以来、ポンプ製造技術のパイオニアとして、環境に配慮しながらも高い品質を維持し、広く評価されています。グルンドフォスグループ全体の従業員数は約1万5,000名、ポンプの年間生産台数1,000万台以上、売上高は3,200億円にのぼります。
<グルンドフォスポンプ株式会社について>
グルンドフォスポンプ株式会社は、グルンドフォスグループの日本法人として、業界最高水準のポンプとポンプソリューションを提供しています。グルンドフォスの納入分野は、家庭・商業用の暖房および空調設備、OEM(工作機械・ボイラーなど)、工業プロセス、地下水供給など多岐にわたり、特に温泉用途では圧倒的なシェアを誇っています。また、万博や空港、ランドマークなど大規模な公共事業にも数多く携わっています。
設立:1986年、資本金:4億5,000万円、売上高:98億5000万円(2006年度実績)
URL: http://www.grundfos.jp