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ニュースリリースのリリースコンテナ第一倉庫

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2024'11.25.Mon
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2007'06.08.Fri

DHLジャパン、滑走路に面した「DHL 関西国際空港ゲートウェイ施設」を開設

滑走路に面した10,100m2の大型施設
「DHL 関西国際空港ゲートウェイ施設」オープン

新施設開設により、貨物の処理能力の向上とスピード化を図り
関西エリアにおける国際物流ニーズの増大に対応


 世界最大規模の総合ロジスティクスプロバイダーであるディー・エイチ・エル・ジャパン株式会社(略称:DHL ジャパン代表取締役社長:ギュンターツォーン本社:東京都品川区)は、6月7日(木)に通関や保税倉庫機能をもつDHL専用の保税蔵置場(上屋)として「関西国際空港ゲートウェイ施設」(所在地:大阪府泉南市泉州南1 番地)を開設しました。同施設への投資額は約50億円です。

 新しい「関西国際空港ゲートウェイ施設」の延床面積は10,100m2〔建物6,700m2、キャノピー(庇) 3,400m2〕で、関西国際空港の滑走路に面した、国際貨物上屋C棟に位置します。
 10,100m2の広さは、国際エクスプレスサービスを提供する会社として、関西国際空港で最大となります。

 DHLジャパンでは、2003年7月から同空港の国際貨物エリア内でゲートウェイ施設を稼動しておりました。ところが今回、従来の5倍以上の広さをもった新施設を開設し、移転することとした背景には、中国関連を中心とした関西エリアでの貨物量の増加や重量化、さらにはサービスクオリティの向上を目的とした貨物処理の更なるスピード化があります。

 新施設の最大の特長は、DHLジャパンとしては初めて、自動仕分け装置を導入したことです。また、関西国際空港で自動仕分け装置を導入するのも、DHLが初めてです。これにより、従来の約3倍となる1時間あたり7,500個の貨物と2,000通の書類が仕分けできるようになります。

 関西国際空港には、現在、DHLが株式の40%、キャセイパシフィックが60%を所有するジョイントベンチャーであるAHKエアホンコンリミテッド(エアホンコン)の貨物機が週5便運航しています。滑走路に面した通関や保税倉庫機能を備えた施設で、機械による貨物処理が行えるようになるため、処理能力の増大と一層の効率化が図られ、関西エリアでの物流ニーズによりスピーディーに対応することが可能になります。

 また、同施設内には、IT技術を駆使して貨物輸送に関わる情報をリアルタイムでモニタリングするほか、セキュリティカメラ映像の監視や、危機対応中枢機能の役割も果たす「クオリティー・コントロール・センター(略称:QCC)」も開設しています。ハイテク製品輸送における安全管理のレベルの高さを示すTAPA(Transported Asset Protection Association)のAクラスの認証も取得しており、お客様の貨物の安全確保にも万全の体制を敷いています。

 今回の施設開設に際し、DHL Express アジア太平洋地区CEOのスコットプライスは次のように述べています。「関西国際空港ゲートウェイ施設は、成田、中部国際空港とともにDHLのアジアエアネットワークの戦略上、非常に大きな役割を果たすものです。関西国際空港ゲートウェイ施設の開設にあたり、日本のお客様にDHLのアジア太平洋地区およびグローバルネットワークへのより効率的な輸送を提供できるように、貨物の自動仕分け装置という新しい技術を導入しました。DHLはエクスプレス業界でのマーケットリーダーとしての地位を維持するべく、今後もネットワークインフラや技術に関する投資を行っていきます。」

 DHLジャパン代表取締役社長のギュンターツォーンは次のように述べています。「日本第2の経済圏である関西エリアは、エレクトロニクス、繊維・アパレル関連企業や一般機器、金属機器等の重工業を中心に、グローバルな物流ニーズが非常に高い地域です。新しいゲートウェイ施設開設により、これまで以上にフレキシブルでスピーディーなサービスが提供可能となり、DHLが同エリアの貨物の輸出入の円滑化に貢献していけることを非常に嬉しく思っております。」

 また、関西国際空港株式会社代表取締役社長の村山敦氏は次のように述べています。
 「DHLの新施設の開設を心から歓迎いたします。関西国際空港は今年8月に第2滑走路をオープンし、日本唯一の完全24時間運用の空港となりますが、そのような中で世界最大の国際ネットワークを保有するDHLのゲートウェイ施設の開設には大きな期待を寄せております。新しい航空物流システムの発信基地として、そして国際貨物ハブ空港として、関西国際空港は今後ともより多くのお客様にビジネスチャンスを提供して参りたいと思っております。」

 DHLは、日本に対する取り組みとして、ネットワークインフラを絶えず強化してきました。1999年から2006年にかけては総額200億円におよぶ大規模な国内のインフラ強化を進め、地上・エアの両面のネットワークの増強を行ってきました。その結果、国際エクスプレス(国際航空貨物輸送)業界としては最多である60ヵ所以上の国内拠点(エクスプレスセンターを含む)を展開しています。なお、今回のゲートウェイ施設開設は、今年の2月に発表した今後数年間におよぶ110億円の投資計画の一環です。

 DHLはこれからも、重要な日本市場においてきめ細かく高度なロジスティクスサービスを提供しつづけ、日本およびアジア太平洋地区でのマーケットリーダーとして常にお客様に選ばれるロジスティクスサービスプロバイダーであり続けるべく、ネットワークインフラへの投資を行っていきます。

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