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ニュースリリースのリリースコンテナ第一倉庫

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2018'08.19.Sun
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2007'06.15.Fri

東レ、水処理用逆浸透膜エレメントの生産設備増強に着手

水処理用逆浸透膜およびエレメント生産能力の増強について


 東レ株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:榊原定征)はこの度、愛媛工場(愛媛県伊予郡松前町)および米国新会社トーレ・メンブレン・USA(略称:TMUS、所在:カリフォルニア州サンディエゴ市近郊、東レ100%出資)社において、海水・かん水淡水化プラントや半導体製造工程用の超純水製造装置に使用される逆浸透膜エレメント“ロメンブラ”の生産設備増強に着手致しました。

 最新鋭技術に基づく高速ポリアミド複合膜製造設備およびエレメント自動巻囲機を導入し、今秋には、日米併せて、逆浸透膜の年間生産能力を造水量換算で従来の1.8倍にあたる725万m3/日相当まで引き上げ、世界的な逆浸透膜市場の急拡大に対応するとともに、一層の品質向上を図ります。

 設備投資の総額は日米併せて約70億円です。愛媛工場は今年11月稼動予定、米国新会社については昨年6月に設立し、新工場は今年4月から操業を開始いたしました。

<TMUS社 外観>
 (※ 関連資料を参照してください。)


●逆浸透膜事業のグローバル展開:日欧米3極体制で推進
 現在、東レの逆浸透膜事業のグローバル展開は、日米欧3拠点体制で推進しています。
 米国では米州地域向けに逆浸透膜の製造・販売のTMUS社を2006年に設立し、本年4月末日から生産開始いたしました。これに伴い従来のGE/Ionics社との合弁会社トーレ・メンブレン・アメリカ(略称TMA)社は本年6月末をもって解散いたします。

 また、欧州ではスイスのトーレ・メンブレン・ヨーロッパ(略称TMEu)社を拠点として欧州・中東地域へ販売を行っております。同社は、2000年12月にRO膜販売会社であるロプール社(1983年設立)に東レが29%の資本参加を行い、その後2003年3月に持株比率を60%に引き上げ経営権を取得、翌2004年1月には東レ出向者が社長兼CEOに就任し、社名を現在のTMEu社に変更いたしました(現在の出資比率は90%)。欧州・中東マーケットの重要拠点として、同地域向けのRO膜の販売およびROエレメントの製造を行っております。

 逆浸透膜市場は、世界的な水不足の深刻化や環境に配慮した水資源確保の要請等から、年率約8%で拡大を続けており、今後も米国、欧州、中東・北アフリカ、中国を中心に着実な成長が予想されています。従来の海水・かん水の淡水化プラント用途やボイラー用水製造等の産業用途の伸びに加えて、都市下廃水再利用などの新しい市場が育ちつつあり、需要の伸びが期待されます。

 東レの水処理事業は、世界トップレベルの性能を有する「膜技術」をコア技術として、国内外の東レグループ関係会社(国内:水道機工、東レエンジニアリング、海外:TMEu社、TMUS社、東麗繊維研究所(中国)有限公司 等)と連携をはかりながら、膜売り事業を中心に、水処理システム事業も併せて、グローバルに積極的に推進してまいります。今回の設備増強も、このような経営戦略に沿ったもので、更なる逆浸透膜の事業拡大を図るものであります。

●東レの膜事業の歴史、特徴
 東レの逆浸透膜事業は、1968年(昭和43年)に研究開発を開始し、1980年代に超純水製造用の高機能膜供給を皮切りに、逆浸透膜の高性能化に基づいて海水淡水化、かん水淡水化、各種工業プロセス水製造、廃水再利用の分野等に展開してきました。

 特に海水淡水化分野については、国内では沖縄での海水淡水化プラント(造水量4万m3/日)向け等の納入実績があり、海外では、西半球最大のトリニダードトバゴ海水淡水化プラント(2001年納入、13.6万m3/日)、中東を除くアジア最大のシンガポール/チュアス海水淡水化プラント(2005年納入、造水量13.6万m3/日)およびアフリカ最大のアルジェリア/ハンマ海水淡水化プラント(2007年稼働予定、造水量 20.0万m3/日)等への膜納入実績があります。
 これらにより、東レの海水淡水化分野における造水量換算の累積受注実績は190.0万m3/日となり、この分野での首位を競っております。

 下廃水再利用においても、世界最大規模のクウェートのスレビヤ・プラント(2004年納入、造水量32.0万m3/日)およびシンガポールのセレタ・プラント(2005年納入、2.4万m3/日)への採用等、東レの低ファウリング(汚れの付きにくい)逆浸透膜エレメントの実績が急増しております。

 当社の水処理膜に関する基本技術は、東レのコア技術である有機合成化学、高分子化学、バイオケミストリー、ナノテクノロジーをベースに、逆浸透(RO)膜に、高分子量溶存物質成分を除去できるナノろ過(NF)膜、さらに微粒子・細菌類を完全除去できる限外ろ過(UF)膜、精密ろ過(MF)膜の全4種類の分離膜を保有し、また下廃水処理用のメンブレン・バイオリアクター(MBR)も開発して、総合膜メーカーとして多岐に亘る用途に商品展開しています。

●水処理事業を2010年以降の収益拡大の柱になる「戦略的育成事業」に
 当社は、2006年4月に長期経営ビジョン「AP-Innovation TORAY 21」を策定、同年10月から新中期経営課題「プロジェクト Innovation TORAY 2010」をスタートいたしました。繊維、プラスチック、ケミカル事業は安定的な収益基盤となる「基盤事業」、情報通信材料・機器事業、炭素繊維複合材料事業は中長期の収益拡大を牽引する「戦略的拡大事業」として経営資源の重点投入を行っています。そして、水処理事業は、2010年以降の収益拡大の柱とする「戦略的育成事業」として、ライフサイエンス事業とともに、経営資源の傾斜投資を行うことで、先端材料で世界のトップ企業を目指し、高収益企業への転換を図ってまいります。

 当社は、今後も世界トップレベルの「膜およびその利用技術」をコアとして、膜事業を積極的に推進して参ります。なお、米国新会社TMUS社の概要は下記の通りです。




【トーレ・メンブレン・USA(略称TMUS)社 概要】

 1.本 社:米国カリフォルニア州
 2.設 立:2006年6月(2007年4月 操業開始)
 3.資本金:20百万US$(23.0億円)
 4.資本構成:東レ 100%
 5.主要役員:会 長 Randy Truby(トゥルービー)
        社 長 Steve Cappos(カッポス)
        取締役 日覺昭廣(東レ専務)
 6.事業内容:RO膜エレメントの製造・販売およびMF、MBRの販売

(参考資料)主な東レ逆浸透膜(RO膜)納入プラント実績
 (※ 関連資料を参照してください。)


以上

(※ TMUS社 外観、参考資料などは関連資料を参照してください。)

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