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ニュースリリースのリリースコンテナ第一倉庫

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2025'12.06.Sat
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2006'11.27.Mon
通信衛星「スーパーバード」による通信サービスを行う 宇宙通信 は2006年10月30日、衛星通信の消失訂正技術を応用した次世代分散ストレージシステムの広域実証試験を、11月から実施する、と発表した。

次世代分散ストレージシステムは通信衛星の消失訂正技術を応用したもので、データを日本全国に設置されたストレージに分散配置し、このストレージ群をあたかも巨大なひとつのストレージのように動作させる。

これにより、数千台のストレージが自律的に動作し、1PB 以上の容量まで拡張できるシステムができあがる。災害時にも接続が中断されず、また、データを意味の無い断片として広域に分散できる。

実証実験では、日本各地にある上記拠点を、インターネットや 広域分散IX網 で接続、広域網でも速度、帯域利用率などのパフォーマンスに劣化がないことを確認する。

この広域実証試験に参加、協力する通信会社、データセンターは、北海道総合通信網、インテック・ウェブ・アンド・ゲノム・インフォマティクス、日本デジタル配信、ケイ・オプティコム、キューデン・インフォコム、ファーストライディングテクノロジーの各社。

宇宙通信では2003年度から、衛星通信の消失訂正技術を応用したストレージ技術の研究・開発を開始し、2004年度に、中核となる情報分散エンジンを開発、2005年度はそのエンジンを利用した次世代分散ストレージシステムのプロトタイプを開発、検証してきた。

今年度は、通信会社やデータセンターとの共同による広域実証試験で技術検証とパフォーマンスの確認を行い、これが終了後には大規模化試験を実施する予定。

また、このストレージ上に検索機能を備えたセキュアーな分散ファイルシステムを開発、2007年度早期の実用化・商用化を目指している。



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(japan.internet.com) - 10月31日
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