株式会社 岡村製作所は、パーソナル・ワークステーション「Cruise(クルーズ)」のコンセプトモデルを 2004年11月17日より開催される「新製品発表会」で国内発表いたします。この「Cruise」は、PCユーザーの新しいワークスタイルを見据え、今後のIT時代を担っていくプロフェッショナルなワーカーたちにふさわしい作業環境を提案する全く新しいタイプのワークステーションです。コンピュータワークの身体工学研究(慶應義塾大学 理工学部 山崎信寿教授との共同研究)により導かれた低座高で後傾姿勢理論により、疲労の少ない理想的な作業スタイル実現しました。また、テーブルにセットされるシーティングは、長時間のコンピュータ作業をサポートする機能を搭載した新発想のタスクチェアを採用しています。 リラックスしながら集中できるこの「Cruise」は、今後様々なIT関連職種のワーカーをサポートし、快適なPC作業環境を作り出していきます。なお、2004年10月19日~23日ドイツのケルンにて開催された「ORGATEC(オルガテック)2004」(2年に1回開かれるヨーロッパ最大の国際オフィス家具見本市)に出展し、世界各国から高い評価を得ています。
-パーソナル・ワークステーション「Cruise」の特長-
■IT時代のテクノロジストに向けた快適な作業環境
近年、ITの進展によってさらにオフィスは進化し、そのワークスタイルも変化し続けています。特にコンピュータを使って仕事をこなす知的労働者は世界的に増加し、様々なワークスタイルや職種を生み出しています。この「Cruise」は、これからのプロフェッショナルなPCユーザーにとって快適な作業環境を実現する、まったく新しいパーソナルワークステーションのコンセプトモデルです。
■コンピュータワークの新しいワークポジション
「Cruise」は、コンピュータワークの身体工学研究(慶應義塾大学 理工学部 山崎信寿教授との共同研究)により導かれた低座高で後傾姿勢による作業スタイルを実現させた最新のワークステーションです。ディスプレイを見ながら長時間の作業をするワーカーにとって、「Relax & Concentration(リラックス&コンセントレ-ション)」をコンセプトに身体への負荷を低減し、最適な姿勢を維持できる新しい作業環境を実現しました。 また、「Cruise」のテーブル本体は、従来のテーブルに比べて机上を低く設定し、メイントップ天板にはオペレーションに最適な一体成型のソフトエッジを使用しています。さらに、即座に天板高さ調整が可能なメカを搭載し、キーボードなどを使用する場合の傾斜調整が可能なチルト機能も備えています。目的に合わせ複数の液晶ディスプレイを取付けできる構造で、あたかもコックピットにいるような空間環境を創出できます。
■低座高を実現したエルゴノミックチェア
「Cruise」にセットされるシーティングは、「オルガテック2004」にて同時発表の後傾姿勢をサポートする最新エルゴノミックメッシュチェア「Baron(バロン)」シリーズの低座高タイプを採用しています。長時間のコンピュータ作業をサポートする機能を搭載したシーティングで、クリエイターやリサーチャーの作業姿勢やブラウジングに最適のセッティングを提供します。
■プロフィール
山崎信寿(ヤマザキ ノブトシ)
慶應義塾大学 理工学部 機械工学科 教授 工学博士
身体の解剖学的特徴と運動機能を模倣する精密なソフトおよびハードモデルを開発し、人間工学、看護学、
整形外科学、人類学などの分野で身体動作やそれに伴う生体内負荷の解析を行っています。
また、その成果を椅子などの生活家具の設計や医療福祉機器開発、絶滅動物の運動復元などに応用しています。このように、人間の肉体的特性にこだわって解析と開発を進めていることから、自らの分野を身体工学と呼んでいます。
お問い合わせは
〒107-0052 東京都港区赤坂 6-1-20 国際新赤坂ビル西館
株式会社 岡村製作所 お客様サービスセンター
フリーダイアル 0120-81-9060
月曜~金曜(祝日を除く)9:00~18:00