無線LAN、 VLAN、 VPN …
セキュリティソリューションに必須の「ユーザ認証」がさらに使いやすく、さらに低コストに
株式会社アクセンス・テクノロジー(本社:東京都新宿区、代表取締役:金本茂)は、RADIUS[*1]サーバソフトウェア『fullflex EG』をバージョンアップし、『fullflex EG ver.2.1』として販売を開始します。
『fullflex EG』は、アクセンス・テクノロジーが自社開発したエンタープライズ向けRADIUSサーバソフトウェアで、使いやすさと高い信頼性を兼ね備え、ネットワークにアクセスしたユーザの認証を安全・迅速に行います。IEEE802.1X[*2]にも対応し、ダイヤルアップから無線LAN、VLAN、VPN等まで様々な接続形態をカバー。国産の強みを活かした柔軟な開発や、豊富な推奨機器と導入実績、わかりやすい日本語GUIなどで、企業、学校、官公庁など、業種を問わず幅広い支持を得てきました。
今回のバージョンアップでは、ユーザ認証の手段を増やし、かつ運用管理者の負担軽減とコスト削減を実現させるための新機能を搭載しているのが特長です。
これにより、“LANの入退室管理システム” というRADIUSサーバの特性をさらに活かし、認証と記録の一元管理をいっそう容易に行えるようになりました。
◆ 新機能 ◆
WindowsのIISサーバに収容のユーザ情報を利用した認証 (全ユーザ一括/各ユーザ個別)
・接続時間帯制限 (全ユーザ一括/各ユーザ個別)
・各種ログ解析およびログ消去
・メールによる管理者へのエラー通知
・2台のRADIUSサーバ間のセッション情報同期
・プライベートCA (組織内でのみ有効なクライアント証明書発行機能)
◆ 販売開始予定日 ◆
2004年12月1日
現在『fullflex EG ver.1.0』または『fullflex EG ver.2.0』をご使用で、年間サポートにご加入のお客様へは、ご希望により随時新バージョンの提供を行います。
◆ 販売予定価格 ◆
スタートパック(25ユーザ) 25万円 ~
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【 用語解説 】
[*1] RADIUS(Remote Authentication Dial-In User Services)
元来はダイヤルアップ接続時のユーザ認証プロトコルですが、今日ではダイヤルアップ以外の接続形態にも広く使用されています。データベースに収容されたユーザ情報に基づいて接続の許可/不許可を判断し、利用権限の付与と接続の記録を取るのが主な役割です。
認証・権限付与・記録を行うRADIUSサーバに対し、RADIUSサーバと通信する相手をRADIUSクライアントと呼びます。RADIUSクライアントには、NAS(ネットワークアクセスサーバ)や各種スイッチ類、無線アクセスポイント、VPN装置などがあります。
[*2] IEEE802.1X
IEEE(米国電気電子技術協会)によって定められた認証規格で、主にRADIUSを使用した認証によってポートベースのアクセス制御を行い、認証にはEAP(拡張認証プロトコル)を用います。
無線LANは、不正アクセスやなりすましなど、セキュリティ上の危険性が非常に強く指摘されてきました。これを解決するために有効なユーザ認証規格がIEEE802.1Xですが、最近ではVLANスイッチやVPN装置でもIEEE802.1X対応製品が増えており、より強固なユーザ認証規格として用途が広がっています。
この規格を使用するには、IEEE802.1Xに対応した (1)RADIUSサーバ (2)RADIUSクライアント(アクセスポイントやスイッチなど) (3)サプリカント(ユーザ端末ソフトウェア) が必要となります。
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【 参考 】 株式会社アクセンス・テクノロジーと 『fullflex』 シリーズについて
アクセンス・テクノロジーは、2001年8月、RADIUSサーバソフトウェアに関する研究・開発を行うR&D会社として設立。『fullflex』シリーズのラインナップを充実させました。現在は、新規技術開発や自社製品の開発・販売を行っています。
『fullflex』シリーズは、KDDI様、イー・アクセス様、パワードコム様など、大手通信事業者のサービス35例以上に、基幹の認証システムとして採用されてきました。1サーバで数百万単位のユーザ数を収容する大規模RADIUS製品は、国内では他に類を見ることができません。
また、企業内などで使用する小~中規模向けパッケージ製品も、業種を問わず多くのユーザを得ており、安心して導入できるRADIUSサーバとして官公庁や自治体・公共団体への導入も増加しています。
アクセンス・テクノロジーはRADIUSサーバのIPv6化を全国に先駆けて行い、「Networld+Interop」の「IPv6 ShowCase」に3年連続出展するとともにキャリアの実験・商用サービスへの導入実績も重ねるなど、新技術を反映させた製品開発にも意欲的に取り組んでいます。
ユーザ認証はサービスの入口であり、この部分での障害発生はサービスが滞ることを意味します。
『fullflex』シリーズは、サービスの停止が許されないミッション・クリティカルな環境で実績を重ね、多くのお客様から支持を得ています。
◆ 会社Data ◆
所在地 : 〒162-0833 東京都新宿区箪笥町35番 日米TIME24ビル
Tel 03-5206-7740 Fax 03-5206-7830
代表者 : 金本 茂
事業内容 : 企業向けソフトウェアの設計・開発 および販売
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本件に関するお問い合わせは、下記までお願い致します
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株式会社アクセンス・テクノロジー(http://accense.com/)
広報担当 徳川 晶子
Email:ad@accense.com
〒162-0833 東京都新宿区箪笥町35番 日米TIME24ビル
Tel:03-5206-7740 Fax:03-5206-7830
※ 『fullflex EG』 詳細情報 … http://accense.com/products/eg/