昨年は当社の25周年という一つの節目の年から、「ネクストステージに向かうスタートの年」、さらに「新たな可能性へのチャレンジの年」であった。新しい仲間も加わり組織も整って、人や組織など様々な「融合」がおこなわれ、これにより新しい可能性へチャレンジも実践された。たとえば「土地からの提案」という当社や工務店・ビルダーの苦手な分野への参入など、これまでとは価値観の全く異なる分野への挑戦などもあり、結果として受注が前年比150%という実績を挙げることができた。この「融合」から新しい可能性が見出せ、今後の可能性の種を仕込むことができたわけである。
今年はこれらの新しい可能性を実践へつなげていく年である。
第一に、以前から追求し実践してきた「住宅供給のあるべき姿」を明確に訴えていく年としたい。これまでも、付加価値や差別化を追求することのみでよいのか、工業化を推進しすぎるのはどうか、さらに旧態依然の手作りによる住宅作りだけでよいのか等、本当の「あるべき姿」を追求してきた。今年は、これらを本格的に訴えていきたい。
第二に、技術開発の面で在来木造の弱点を克服し改善した「新木造」を目指していく。耐震実験なども予定しているが、その後も「新木造」により可能になる様々な住宅を提案していく。
第三に、工務店支援について、これまでアキュラシステムからアキュラネット、さらに「家づくりプロジェクト」という3段階で新しい仕組みを作り評価を得てきたが、今年も「ランドシステム」による土地からの提案をはじめ、「アパート供給」など新たな可能性を工務店が手がけていけるように支援をおこなっていく。これまで工務店は、大企業の傘下で下請けとしてやってきた部分もある。しかし中小の工務店でも、当社がこのような様々な支援をおこない工務店自身も実践をおこなうことで、家づくりの主役になれる。
今年は、一言で言えば「実践の年」である。昨年、色々な形で可能性にチャレンジし、組織も見直して融合を図ってきたが、今年はそれを「実践」という形で表していきたい。これにより今後、さらに「日本一の住まい作り」を目指して飛躍できる可能性が大きく広がる。このために皆さんがやるべきことは、まだまだたくさんある。しかし、この意気込みを常に持ち、実践を続けていけば必ず実現できるものと思う。この楽しみな年に皆さんの能力を発揮し結果を出していって欲しい
以上
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株式会社アキュラホーム 広報 丸山秀隆
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