日本サムスン、業務用大型液晶ディスプレイ「SyncMaster」46型・40型を発売
Windows(R) XP Embeddedコントローラ一体内蔵型・映像配信ソフト標準添付
業務用大型液晶SyncMaster 460PXn(46型)、400PXn(40型) 新発売
1. 概要
日本サムスン株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:李昌烈 イ・チャンヨル)は、日本国内の金融機関・公共交通機関・商業施設等で幅広く活用されている業務用大型液晶ディスプレイに、Windows(R) XP Embedded コントローラ搭載の46型SyncMaster 460PXnと40型SyncMaster 400PXnを新たに発売します。出荷開始時期は400PXnが8月下旬、460PXnが10月初旬を予定しています。価格はオープン価格です。
2. 主な特徴
・ サムスン最新液晶技術S-PVA 40・46型パネル搭載
・ 別置きPC不要・Windows(R) XP Embedded コントローラ一体内蔵・薄型省スペース設計
(薄さ40型約12cm/46 型約13cm)
・ 高メンテナンス性HDD レス設計・1GB フラッシュメモリ内蔵
・ 動画と静止画の画面分割表示・テロップ配信を可能にする、映像配信ソフトウェア標準添付
・ 簡単なリモコン操作で、USBメモリによる映像コンテンツ配信が可能
・ 簡単なリモコン操作で、ポートレート(縦型)表示切替が可能。高い設置自由度を実現
・ 最大25面(5×5)のビデオウォール(拡大・分割)表示機能内蔵
3. 製品詳細
■サムスン独自技術によるS-PVA パネル搭載:
16:9のアスペクト比を持つ最大表示画素数1,366×768ドット・315万画素、高コントラスト比1200:1、高輝度500cd/m2を実現。独自オーバードライブ回路DCC駆動技術により、動画に多用される中間色の超高速化・応答速度8msを可能にしました。
■1GBフラッシュメモリ搭載Windows(R) XP Embedded 一体型コントローラ:
* 一体型設計で省スペース化を実現、設置工事・管理運用の簡便性を向上。また、HDDレス設計で通常のPC・セットトップボックスと比べて保守の簡便性をも改善。初期導入コストだけでなく、保守メンテナンスコストも大幅に引き下げることが可能です。
* マルチクライアント配信に対応した映像配信ソフトウェア、MagicNet X サーバーソフトウェアを標準同梱。ネットワーク経由で映像配信や複数台のリモートコントロールが可能で、スケジュール機能や最大16面のビデオウォール機能、インスタントテロップメッセージ配信機能など、さまざまな映像表示に対応します。
* ギガビットイーサーネットを搭載し、USB2.0により高い拡張性を実現しました。10/100Base-T イーサーネット対応RJ45コネクタを装備しており、ブロードバンドを利用したデジタルサイネージ(簡易電子看板システム)やPUSH/PULL型コンテンツ配信など、高速ネットワークのメリットを最大限に生かした機能を搭載しています。また、USB2.0対応コネクタ3基を搭載しており、USBメモリによるコンテンツ配信が可能です。
■業務用ディスプレイならではの豊富な機能を搭載:
* 最大25画面のマルチスクリーン表示に対応したビデオウォール機能を内蔵しています。繋ぎ目補正機能(ナチュラルモード)も搭載し、より滑らかで自然な表現を実現しました。
* モニターとしての使用も可能。BNC、アナログRGB、コンポジットビデオ、Sビデオなどの映像端子を搭載し、最大10台までのディジーチェーン接続ができます。また、RS232-Cコネクタとマルチディスプレイコントロールソフトウェアにより、1台のホストPCから、電源のオン・オフ、入力ソースの制御など、複数台の集中管理・制御ができます。
■信頼性の高さ、超寿命設計:
バックライト寿命約5 万時間を実現。さらに、固定画像長時間表示時の液晶パネルへの負担を大幅に軽減する機能として、ピクセルタイプ・バータイプ・イレーザータイプの3つの液晶パネル保護表示モードを搭載しています。また、過電流発生防止機能として、電源オンディレイ機能を追加しました。
製品の詳細情報
http://www.samsung.com/jp/products/monitor/monitor/460pxn.asp
http://www.samsung.com/jp/products/monitor/monitor/400pxn.asp