コクヨビジネスサービスなど「経営者・役員に聞いたオフィス環境に関する意識調査」の結果発表
「経営者・役員に聞いたオフィス環境に関する意識調査」発表
■「従業員のやる気、オフィス環境に左右される」9割
■やる気が向上するオフィスの条件、「従業員の気軽な打合せ場がある」がトップ。
「個室」「フリーアドレス」への理解・ニーズは低い。
■約8割が「オフィス環境をリフォームしたい」
■主なリフォーム先は「従業員の気軽な打合せ場の増改築」がトップ
コクヨグループのコクヨビジネスサービス株式会社(本社;大阪市/社長;小嶋浩毅)とコクヨオフィスシステム株式会社(本社;千代田区/社長;尾崎司)は、企業の経営者・役員によるオフィス環境に対する意識を把握するため、「経営者・役員に聞いたオフィス環境意識調査」を実施しました。
調査対象は、従業員50人以上を持つ経営者・役員で、インターネット調査にて実施しました。調査期間は2006年8月8日~8月16日。調査エリアは関東・関西。有効回答数は253名から得られました。
【 調査結果概要 】
(1)「従業員のやる気、オフィス環境によって左右される」9割
従業員50人以上を持つ経営者・役員に、「従業員のやる気は、オフィス環境によって左右されると思いますか」と質問したところ、「とてもそう思う」と回答した者は27.7%で、「ある程度そう思う」が66.4%。これらを足し合わせると94.1%と、9割以上がやる気はオフィス環境によって左右されると考えていることが明らかになりました。
(2)やる気が向上するオフィスの条件、「従業員の気軽な打合せ場がある」がトップ。
「個室」「フリーアドレス」への理解・ニーズは低い。
次に、従業員のやる気が向上しそうなオフィス環境について質問したところ、「従業員用の気軽な打ち合わせ場があること」(51.4%)が最も高く、「静かで落ち着いた環境」(45.1%)、「収納スペースが広い環境」(41.9%)が続きました。
また、「個室」や「フリーアドレス(個人の机がなく、好きな席に座るシステム)」は、経営者・役員にとってはやる気が向上するとは考えておらず、各々、僅か1割の支持があがったのみでした。
(3)約8割が「オフィス環境をリフォームしたい」
経営者・役員に対して「オフィス環境のリフォームにどの程度興味関心があるか」と質問したところ、「とても興味関心がある」と回答した19.4%と、「ある程度関心がある」と回答した57.3%を合わせた76.7%である約8割から意向が聞かれました。
(4)主なリフォーム先は「従業員の気軽な打合せ場の増改築」がトップ。
主なリフォーム先を質問したところ、最も高かった回答は「従業員用の気軽な打ち合わせ場を増改築」(52.1%)で、社内コミュニケーションの円滑や、従業員のやる気向上を最重要視していることが明らかとなりました。
次点以降は、「収納スペースの増改築」(50.0%)、「顧客との会議室の増改築」(41.2%)、「リフレッシュルームの設置」(37.6%)が続きました。
*参考資料あり。