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ニュースリリースのリリースコンテナ第一倉庫

ニュースサイトなど宛てに広く配信された、ニュースリリース(プレスリリース)、 開示情報、IPO企業情報の備忘録。 大手サイトが順次削除するリリースバックナンバーも、蓄積・無料公開していきます。 ※リリース文中の固有名詞は、発表社等の商標、登録商標です。 ※リリース文はニュースサイト等マスコミ向けに広く公開されたものですが、著作権は発表社に帰属しています。

2025'03.13.Thu
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2007'02.14.Wed

セイコーエプソン、小型フォトプリンターとフラットベッドスキャナーのエコリーフ公開

業界初、小型フォトプリンタおよびフラットベッドスキャナのエコリーフを公開


 セイコーエプソン株式会社(社長:花岡 清二)は、小型フォトプリンタ「カラリオミー E-150」およびフラットベッドスキャナ「GT-X900」のエコリーフを本日よりホームページ上で公開いたします。小型フォトプリンタおよびフラットベッドスキャナのエコリーフが公開されるのは業界初となります。
 当社は2003年10月にインクジェットプリンタ事業分野において、社団法人産業環境管理協会(通称 JEMAI)が運営するエコリーフ環境ラベルの「製品環境データ集積システム」認定(通称 システム認定)を取得していましたが、このたびこのインクジェットプリンタ事業分野の対象商品に小型フォトプリンタおよびフラットベッドスキャナを追加する形でシステム認定の更新を受けました。
 今回公開するエコリーフはこのシステム認定に基づき、JEMAIから資格認定を受けた内部検証員がデータ検証を実施したものです。

 エコリーフ公開機種名:小型フォトプリンタ 「カラリオミー E-150」
                フラットベッドスキャナ 「GT-X900」

 エコリーフ公開ホームページアドレス:http://www.epson.jp/ecology/product/ecolabel.shtml
                         http://www.epson.jp/products/ecoleaf/index.htm


 エコリーフ環境ラベルには、これまで小型フォトプリンタ、フラットベッドスキャナのいずれも環境情報を定量化するための統一基準(PSC: Product Specification Criteria/製品分類別基準)がなかったため、当社がこのPSCを昨年10月に起案し、小型フォトプリンタおよびフラットベッドスキャナの基準制定の働きかけを行いました。その後、公募によるメンバーで構成されるPSCワーキンググループでの検討、学識者・産業人・消費者から成る審議委員会での審議という所定の流れを経て、今年6月にPSCが制定されました。今回、業界で初めて公開した2機種のエコリーフは、このPSCに基づいて作成されています。

 セイコーエプソングループは、環境に調和した商品の創出・提供を環境活動方針の一つに掲げ、「省エネ設計」、「省資源」、「有害物質の排除」の3つの基本方針に添って、企画・設計の段階からライフサイクル全般にわたって環境負荷を低減した商品の開発・製造を行うとともに、商品の環境情報の開示にも努めてまいりました。

 エコリーフ環境ラベルのシステム認定取得およびエコリーフ公開も商品の環境情報開示の一環として積極的に取組んでおり、既にインクジェットプリンタ、液晶プロジェクター、ノートパソコン、モノクロレーザープリンタ、デスクトップパソコンおよびパソコン専用ディスプレイ、ラージフォーマットプリンタ(大判インクジェットプリンタ)の6分野でシステム認定を取得し、インクジェットプリンタ24機種、液晶プロジェクター28機種、ノートパソコン6機種、モノクロレーザープリンタ4機種、パーソナルコンピュータおよびパソコン専用ディスプレイ15機種、ラージフォーマットプリンタ6機種のエコリーフを公開しています。

 エコリーフ環境ラベルは、タイプIIIに分類される環境ラベルで、タイプI(第三者機関の認定を受ける環境ラベル 例:.エコマーク)およびタイプII(自己宣言型環境ラベル 例:当社のエプソンエコロジーラベル)が設定された基準を満たすかどうかを判定することでラベルの付与が決まるのに対し、このタイプIIIラベルは、原料調達から製造、輸送、使用、廃棄・リサイクルまでの全ライフステージにおいて商品が環境に与える影響をLCA(ライフサイクルアセスメント)手法を用いて分析し、その結果を定量的情報として公開するものです。

 情報公開にあたっては、データの正確性や信頼性の確保が必要となります。エコリーフ環境ラベルには信頼性確保のための検証システムがあり、外部専門家による検証・外部有識者による判定委員会を経るか、あるいは、エコリーフを公開しようとする事業者がシステム認定を受けることによって可能となる内部検証を行うかの2通りの方法のいずれかによって公正に検証・判定が行われます。

 内部検証を可能にするためのシステム認定制度は、環境ラベルの作成・公開を促進するための、スピーディーな検証の実現を目的に導入されたもので、所定の研修を経て資格登録を行った内部検証員による社内検証をパスすれば、事業者自身の判断での公開が可能となります。

 このシステム認定を取得するためには、エコリーフを作成するために必要なシステムを保有し、それが適切、有効に機能していることをJEMAIが定める"製品環境データ集積システム要求事項"に沿って審査を受け、認定されることが必要です。システム認定の有効期間は3年間で、3年毎に更新認定を受けることになります。

 セイコーエプソングループでは、今後も、システム認定を取得した8分野におけるエコリーフ公開商品を増やすことで、環境配慮型商品の開発と情報公開を積極的に進めてまいります。


以 上

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