サーチナとマイボイスコム、「飲酒」に関する日中比較調査結果を発表
第4回日中比較調査
日中消費者の「飲酒」に対する意識、実態を調査
-飲酒を個人で楽しむ日本、中国はコミュニケーションツールとして-
株式会社サーチナ(本社:東京都中央区、代表取締役社長:端木正和)の中国専門シンクタンクである「サーチナ総合研究所」とマイボイスコム株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長:高井和久)は、2006年6月6日から6月12日にかけて「飲酒」に関する日中比較調査を実施いたしました。本調査結果について発表致します。
【調査サマリー】
◆飲酒の頻度が高い日本、「ほぼ毎日」が2222 割以上に
飲酒の頻度を聞いたところ、日本は「ほぼ毎日」が2 割に達し最多となったのに対して中国は3.9%と低く、その差は5 倍以上となりました。中国で最も多かったのは「2~3 ヶ月に1 日以下」(21.5%)で、「週に1~2 日」(19.8%)、「月に2~3 日」(17.1%)と続きました。中国の飲酒頻度はそれほど高くないのに対して、日本では飲酒が習慣化していることが明らかになりました。(図1 参照)
◆お酒を飲む相手中国は「友人」が6666割、日本は「自分ひとり」で
お酒を一緒に飲む相手は、中国で「友人」(63.1%)が圧倒的多数となりました。次いで「会社の同僚・上司」(37.3%)、「配偶者(夫・妻)」(22.8%)、「取引先」(22.5%)が続き、上位を占めています。一方、日本は「自分ひとり」が39.9%と4 割近くに達し、次いで「配偶者(夫・妻)」(37.2%)となりました。「取引先」との回答は2.1%と低く、中国との差は10 倍以上になっています。中国はお酒をコミュニケーションツールとして利用するのに対して、日本は個人の楽しみとして捉える傾向にあることが分かりました。(図2 参照)
◆付き合いでお酒を飲む中国日本は「リラックスしたい」「飲む雰囲気が好き」
お酒を飲む理由として中国では、「付き合いだから」が46.1%で最多となりました。日本は、「リラックスしたいから」(47.8%)、「飲む雰囲気が好き」(36.4%)、「お酒の味が好き」(30.7%)が上位を占めています。また、「食事がおいしくなるから」(27.9%)や「ストレスを発散したいから」(27.0%)も多く、中国と比較して2倍近くの差があります。中国はお酒そのものを好むというよりは、友人や取引先との関係を深めるための“付き合い”としてお酒を飲む傾向が強いと言えます。(図3 参照)
※調査概要など詳細は添付資料参照
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