2007'02.14.Wed
キユーピー、卵白ペプタイドの食品酸化抑制効果と風味の劣化防止など研究成果を発表
卵白ペプタイドは天然の抗酸化成分
卵白ペプタイドは酸化を抑制する
8月29日、第53回日本食品科学工学会(神奈川)にて発表
キユーピーは、卵白のたん白質を分解した卵白ペプタイドが、食品の酸化を抑制し、風味の劣化を防止する可能性があることを、第53回日本食品科学工学会で報告します。
研究は、中性では酸化に対して安定なのですが、鉄イオンを多く含むため酸性では酸化が進み風味が劣化しやすいことで知られている卵黄液を使って進めました。
その結果、卵白ペプタイドは、卵黄の酸化を抑制することが分かりました。酸化を促進する鉄イオンを卵白ペプタイドが封鎖するためだと思われます。
キユーピーは、今後も卵の機能性研究に取り組んでいきます。
【卵白ペプタイドによる酸化防止効果(55℃保存)】
* 関連資料 参照
【参考】
EDTA:合成の金属イオン封鎖剤。金属イオンを封鎖する力が大きく、高い酸化防止効果を持つことが知られています。
● 関連リンク
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