キリン・グリーンアンドフラワー、１０月１日から社名を「キリンアグリバイオ」に変更
アグリバイオ事業の中核会社を、キリンアグリバイオ株式会社に社名変更
～新たな経営理念を策定し、「キリン・グループ・ビジョン２０１５」の実現に向けた成長を目指す～
キリンビール株式会社（社長 加藤壹康）のアグリバイオ事業会社であるキリン・グリーンアンドフラワー株式会社（東京都中央区、社長 松尾学）は、新たな経営理念を策定し、２００６年１０月１日よりキリンアグリバイオ株式会社に社名を変更します。
２０１５年に向けたキリングループ長期経営構想「キリン・グループ・ビジョン２０１５」（略称：ＫＶ２０１５）の実現に向け、アグリバイオ事業の目指す姿を明確化し、先進的な技術に基づいた新規性のある高品質・高付加価値の商品とサービスを提供していくことで、さらなる成長を目指します。
キリンアグリバイオグループは、国内外に計３５社の関連会社を有し、優れた育種力、商品開発力や種苗生産技術をいかし、花き種苗事業、バレイショ種苗事業を世界的規模で展開しています。主力商品であるカーネーション、ほふく性ペチュニアの苗販売では世界のトップシェアを誇り、スプレーギクでも、世界の主要市場である欧州で苗販売のシェア約３０％を獲得しています。
今回、「ＫＶ２０１５」で掲げているキリングループの飛躍的な成長を実現するため、長期的な視点でアグリバイオ事業の成長を見据え、新経営理念に基づいて、中核会社であるキリン・グリーンアンドフラワー社の社名をキリンアグリバイオ株式会社に変更します。事業領域を花き・バレイショを含む植物分野に広げ、品種開発・培養・増殖といったコア技術を基盤とした新たな種苗事業分野を検討するとともに、小売・流通会社を整理し、育種・種苗事業に経営資源を集中して、安定した経営基盤を確立していきます。また、キリングループの植物関連技術の中核として、Ｒ＆Ｄにおけるグループ内の他の事業とのシナジー拡大にも貢献します。経営理念は「キリンアグリバイオグループは、植物分野の高品質・高付加価値商品を提供し、世界の人々の心豊かな暮らしに貢献します。」と刷新し、品種開発力や技術力・ブランド力を駆使して、関連会社とのシナジー効果も一層発揮し、世界規模での事業展開を行います。アグリバイオ事業分野のリーディングカンパニーを目指し、流通・生産に関わる人々とともにお客様へ付加価値の高い商品を提案し、独自の発想で新たな植物の市場を開拓していきます。
当社は「うれしいを、つぎつぎと。」というコーポレートスローガンを掲げ、いつもお客様の近くで様々な「絆」を育み、「食と健康」のよろこびを提案するとともに、「発酵・バイオ」「モノづくり」「リサーチ・マーケティング」の技術を綜合し、独自の価値と最上の品質を追求することをビジョンに掲げています。アグリバイオ事業では、植物を通じて世界の人々の心豊かな暮らしに貢献していきます。
「キリンアグリバイオ株式会社」会社概要
http://www.kirin.co.jp/company/news/06/a/060830_2.html