三菱自、こども向け職業・社会体験施設「キッザニア東京」への出展内容を発表
「キッザニア東京」への出展内容
三菱自動車は、日本初のこども向け職業・社会体験施設「キッザニア東京」（今年１０月５日、東京都江東区豊洲に開業予定）への出展に関して、株式会社キッズシティージャパン（本社：東京都 代表取締役社長兼ＣＥＯ：住谷栄之資）と基本合意しており、今回同施設への出展内容を決定した。
今回の「キッザニア東京」への出展は、"将来を担うこども達に、夢や目標、そして働く喜びを見つけ出すための機会の提供・場の創造を目指す"という「キッザニア東京」のコンセプトに賛同したものであり、"お客様を第一に、社会の一員として貢献する企業を目指す"という三菱自動車の企業姿勢を具現化する施策の一環となっている。
三菱自動車ではこれまでにも、小・中学生を対象にした教育プログラムや、一般ドライバー向け教習（＊１～＊４）などを実施しており、企業ホームページ上でもこども向け専用サイトを運営するなど、教育面での社会貢献活動に積極的に取り組んでいる。
「キッザニア東京」では、自動車販売店や教習所、レンタカー業務のパビリオンを展開。「キッザニア東京」のコンセプトの下、クルマとクルマを取り巻く仕事について楽しみながら学びつつ、社会生活の中で必要な協調性・積極性、及び人とのコミュニケーションを身につけることのできるプログラムを計画している。
【出展概要】
１． カーディーラー
ディーラーでは２／３サイズの新型『パジェロ』及び東京モーターショーに出品した『コンセプトＸ』の２台が展示される。
店舗において、こども達が営業スタッフとしてセールス業務を体験。
２． ドライビングスクール及びライセンスの発行
こども達がドライビングスクールにおいて、クルマに関する知識を習得し、環境問題や安全運転への啓発を受け、写真入りのライセンスを取得することができる。
３． 電動カートのレンタル
ライセンスを取得したこども達は、『アイ』『アウトランダー』の電動カートを借りることができ、自動車関連ゾーンにおいて運転することができる。
「キッザニア」とは
２歳から１２歳の子供達とその親や関係者を主な対象とした、様々な職業を疑似体験することができる施設。施設内には、消防署、病院、自動車免許取得場、銀行、空港、テレビ局、理容店、ピザショップなどバラエティ豊かな約５０のパビリオンが出展予定。１９９９年に誕生したメキシコのキッザニアは、年間来場者数８２万人、２２７日間満員記録を樹立するなど、そのユニークなコンセプトが社会的にも高く評価され、多くの世界的企業がスポンサーとして参画、新しいマーケティングおよびプロモーション手段として注目されている。
この度豊洲にオープンする「キッザニア東京」は、大成功を収めているメキシコでの運営システムをベースとしながらも、日本のこども達をとりまく環境を反映し、未来の社会を担うこども達のためのエデュテインメントタウン（Ｅｄｕｃａｔｉｏｎ（学び）とＥｎｔｅｒｔａｉｎｍｅｎｔ（楽しさ）を統合した造語）を目指している。
株式会社キッズシティージャパン 概要
所在地： 東京都千代田区有楽町１－７－１ 有楽町電気ビル北館２階
設立： ２００４年９月２７日
資本金： １億６，８００万円
代表者： 住谷 栄之資
（＊１） 「小学生自動車相談室」
１９９３年より毎年小学生が自動車産業について学習する時期に合わせ実施している、小学生を対象にした専門の相談室。自動車業界では唯一の取り組みであり、毎年ご好評をいただいている。今年は９月１日から開設予定。
（＊２） 「三菱自動車体験授業プログラム」
２００５年度より同社各事業所の最寄小学校に出向き、電気自動車（ＥＶ）やエンジンカットモデル等を使った環境への取り組みを体験する授業や、デザインスケッチ・クレーモデル実演等で自動車メーカーの仕事を体験する授業「三菱自動車体験授業プログラム」を実施。この他に、岡崎工場や水島製作所では、工場見学の受け入れを実施している。
（＊３） 「企業訪問学習」
２００２年度より当社へ来社される中学生の訪問学習受け入れを実施。中学生が修学旅行時の総合学習の一環として「将来の生き方を探す」などをテーマに行う企業訪問学習であり、当社を訪問される生徒も年々増加している。
（＊４） 「クルマの学校」（ http://www.kurumano-gakko.com/ ）
１９９５年より全国各地で開催している、ビギナードライバー向け講座。特に苦手な人が多い「車庫入れ」や「縦列駐車」をはじめ、緊急時にあわてないための「パンクの対処法」や「発煙筒の使用方法」など、運転の基本から知って便利なポイント、緊急時に対応するための車載装備まで、経験豊富な講師陣が幅広くアドバイス。「クルマの学校」を通じ、一人でも多くの方にクルマの運転の楽しさを知っていただくため、この活動を続けている。