ブラザー、育児や介護のための短時間勤務制度の期間を延長
育児や介護のための短時間勤務制度の期間延長について
ブラザー工業株式会社(社長:平田誠一 本社:名古屋市)はブラザー工業労働組合との労使交渉の結果、9月1日から労働協約を改定し、育児や介護のための短時間勤務制度の期間を延長することを決定いたしました。
昨今、わが国における少子高齢化が急速に進み、企業における育児や介護などの支援制度のさらなる充実が求められております。当社においても、従業員一人ひとりが生き生きと、長期的に活躍できる環境を整えるべく、従業員の仕事と家庭の両立を支援する制度の拡充を進めております。
当社は1992年に育児休職制度、1994年に育児や介護のための短時間勤務制度や介護休職制度を導入し、2003年にはファミリー・フレンドリー企業として愛知労働局長賞を受賞しております。この度、幼児期のみならず小学校低学年の育児負荷が高いことや高齢化や家族構成などの環境変化などを考慮し、それぞれの短時間勤務制度の期間を延長するとともに、フルタイム勤務への復帰後にも再申請ができるようにするなど、従業員の育児や介護に対する支援をより充実させてまいります。
具体的な施策は以下の通りです。
1. 育児のための短時間勤務制度の延長
【現 行】適用期間:小学校1年生の始期まで
再申請:不可
【改定後】適用期間:小学校4年生の始期まで
再申請:1回のみ可
2. 介護休職制度および介護のための短時間勤務制度の延長
【現 行】介護休職は一事例につき通算1年間
介護短時間勤務は一事例につき通算1年間
【改定後】介護休職期間と介護短時間勤務期間を合わせて通算3年間に延長
※短時間勤務制度の標準就業時間は9:00~16:00(労働時間5時間50分)となっており2005年より短時間勤務者にもフレックスタイム制を導入しております。
当社は、従業員がより働きやすい環境づくりに努めるとともに、労働環境や従業員の状況を踏まえ、家庭と仕事のバランスに配慮した制度の運用を図ってまいります。