三菱商事とTDセキュリティ、リスク管理ツール「Skybox View 3.0」を発表
三菱商事、TDセキュリティ、リスク管理ツール「Skybox View」新バージョン発表
~ 完全日本語対応を実現 ~
三菱商事株式会社(代表取締役社長:小島 順彦 本社:東京都千代田区丸の内、以下三菱商事)及び株式会社ティーディー・セキュリティ(代表取締役社長 吉田 宣也 本社:東京都港区、以下TDセキュリティ)は、米Skybox Security社とのアライアンスのもと販売促進を進めるSRM(セキュリティ・リスク・マネージメント)ソリューション製品である「Skybox View」の新バージョン、Skybox View 3.0を発表します。
「Skybox View」はセキュリティリスク管理アプリケーションです。Skybox View 3.0は企業のセキュリティ部隊とIT運用部隊が共有できる初めてのプラットフォームであり、手動で手間のかかる作業であったリスクアセスメント、ネットワークポリシーコンプライアンス検査、ファイアウォール監査、変更の検証を自動化することに成功しました。Skybox View 3.0を活用することにより、経営者は自社ネットワークに潜むリスクとコンプライアンス対応の現状を可視化することができます。
三菱商事株式会社 情報セキュリティビジネスユニットマネージャー 中江 剛介のコメント:
内部統制その他の企業に対する様々な社会的要請により、情報セキュリティ対策は『問題が発生してから考える』では許されない状況となっており、今後Skybox View のような、自社が抱えるリスクを正確に把握し、適切な対策を施すことを可能とするSRMソリューションのニーズは高まっていくものと考えています。今回の大幅な機能拡張により、現状の把握や対策の実施をより正確に行えるようになり、多くのお客様に役立てて頂けるものと確信しています。
TDセキュリティ 代表取締役 吉田宣也のコメント:
今回の新バージョンの大きなポイントは2つです。1つめは、ユーザーマニュアル、ユーザインターフェースはもとより、オンラインマニュアル、レポート出力などの完全日本語化です。2つめは、ネットワーク周りだけでなく、重要度が高まっているWeb周りおよびデータベース周りについても評価・管理・対策検討が可能となり、システム全般に対するセキュリティリスク管理プロセスの構築・運用を実現した点です。また今回の日本市場に特化した開発の一環として、新製品「Firewall Auditor」を近日発表します。これにより、ネットワーク機器の構成変更管理の効果的・効率的なプロセス構築が可能となるほか、各種セキュリティポリシーへの準拠状況、改善対策を文書化することが可能になります。
*新製品「Firewall Auditor」の詳細については、2006年9月7日(木)付けプレスリリースを参照下さい。
■Skybox View 3.0 新機能■
1.日本語対応
ユーザインタフェース、レポート、ユーザマニュアルを完全日本語対応いたしました。
・Skybox Assureの新機能
IT運用管理者向けに作られ、ネットワークの変更計画の事前比較、検証、最適化、ファイアウォール監査を自動化するアプリケーションです。
2.ファイアウォール監査の自動化
社内ポリシーやあらかじめ用意されたベスト・プラクティスと比較し、ファイアウォールの設定情報を自動的に監査します。わずか数分程度で、脆弱性の原因となるルールを発見し、改善策も提供します。監査結果は文書化され、コンプライアンス状況およびコンプライアンス違反を引き起こすルール設定を明確に提示します。
3.ネットワークポリシーコンプライアンス検査
ファイアウォールやルータの設定内容を自動的、継続的にオフラインで監査し、過去の内容と比較します。これにより、設定変更の都度、正しい設定がなされているかを常に監視できます。
・Skybox Secureの新機能
自社ネットワーク内のリスク、内外からの脅威に対するビジネスインパクトを統合的に分析、可視化、解決策を提示するアプリケーションです。
4.IPSモデリング
既に導入済み、もしくは導入を予定しているIPS機器のビジネス上の価値の正当性を確認します。多くの企業では、IPSを正しい場所に導入できているか、適切なコンフィグレーションが設定されているか、どの防御メカニズムを利用すればよいのかを確かめることが難しいために、IPSの"防御"モードをオフにして導入されている場合が多くあります。Skybox View 3.0は上記の問題点を解決するよう、IPSの詳細にわたる分析をご提供します。
5.アプリケーションおよびデータベース脆弱性スキャンをサポート
ネットワーク脆弱性情報に加え、Skybox View 3.0はアプリケーションおよびデータベースの脆弱性情報も管理可能となります。セキュリティベンダ等が行う脆弱性診断によるアプリケーションおよびデータベース脆弱性情報を取り込むことが可能な今回のリリースバージョンは、アプリケーションセキュリティ社のAppDetectiveとのアライアンスにより、該当スキャナによるスキャニングデータの取り込みおよび管理が可能になります。アプリケーションスキャナ含め、その他スキャナについても順次サポートを拡大していく予定です。
6.ゼロデイワームアタック・シュミレーション
潜在するワームの脅威を特定し、シミュレーションおよび分析を行います。攻撃前や攻撃を開始したワームの具体的な動きについて理解することが可能です。
■株式会社ティーディー・セキュリティについて
トランスデジタル株式会社がセキュリティ事業のさらなる拡大のため新たに設立いたしました。
「情報セキュリティ」をキーワードに情報セキュリティ対策をビジネス戦略実現のための必須ツールと位置づけ、各業界のお客様の価値創造と競合力維持に貢献すべく、高度な専門技術・知識・経験を備えたプロフェッショナル集団として、"勝つための情報セキュリティ" ソリューションを提供致します。自動化、自立化をキーワードに、コンプライアンスを中心とした、ネットワークセキュリティ・データベースセキュリティ・エンドポイントセセキュリティ・アプリケーションセキュリティなどの製品群を取り揃えています。
http://www.tdsecurity.jp/
■関連情報
三菱商事、TDセキュリティ, 米Skybox、SRM分野で戦略提携
http://www.tdsecurity.jp/press/release2006/20060307cooperation.html
【 製品に関するお問い合わせ先 】
■三菱商事株式会社
船舶・交通・宇宙航空事業本部
情報セキュリティビジネスユニット
〒108-8228 東京都港区港南二丁目16番3号
TEL:03-6405-5905 FAX:03-6405-4084
URL: http://www.mc-security.jp/
■株式会社ティーディー・セキュリティ
フィールドマーケティング担当
E-Mail: info@tdsecurity.jp
〒107-6027 東京都港区赤坂1丁目12番32号 アーク森ビル27階
TEL:03-5114-0900 FAX:03-5114-0901
URL: http://www.tdsecurity.jp/