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ニュースリリースのリリースコンテナ第一倉庫

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2025'03.09.Sun
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2007'03.05.Mon

アイシン精機、ダイキンと共同開発の高効率ガスヒートポンプエアコン「D1シリーズ」を発売

高効率ガスヒートポンプエアコン「D1シリーズ」新発売


 アイシン精機株式会社(本社:愛知県刈谷市 社長:山内康仁)は、業界トップクラスの高効率ガスヒートポンプエアコン(以下、GHP)「D1シリーズ」をダイキン工業株式会社(本社:大阪市北区 社長:岡野幸義)と共同開発し、2006年10月より発売します。

 ダイキン工業とは、2005年3月にGHP分野で両社の空調事業での強みを活かした製品の開発・相互供給・アフターサービスの協力関係を目的に業務提携を締結しており、今回発売する新製品は、アイシン製室外機とダイキン製室内機の組み合わせによる、GHPシステムの開発と相互供給の第一弾として実現したものです。
新製品は、主にテナントビルや学校、病院などに最適な'ビル用マルチタイプ'、既設配管を洗浄作業なしで再利用可能な'ビル用マルチリニューアルタイプ'、工場や大型店舗など大空間空調に最適な'パッケージタイプ'の3タイプをベースに展開します。また、空調規模の大型化に対応し、16馬力~25馬力の室外ユニット2台を自由に連結して最大50馬力を実現する「まとマルチ」12機種も新たに展開します。

 GHPは、ガスを燃料とし、ガスエンジンを利用して冷媒圧縮機を駆動させることから、夏場の電力需要の平準化に大きく貢献できると注目されており、国の施策によりガス空調の普及促進として税制の優遇措置が受けられるなど、今後も安定した需要があります。また、近年電力供給が逼迫している海外においても日本で生まれたGHPへの関心が高まっており、GHP市場の更なる拡大が期待できます。
 今後は、アイシン・ダイキン双方の海外での販売拠点を有効に活用するとともにGHPの商品力を強化し、事業拡大を図っていきます。


                     記

1.商品名:ガスエンジンヒートポンプエアコン(GHP)「D1シリーズ」


2.主な特長:
(1)冷暖平均COP1.5※1の高い省エネ性を実現
・高効率エンジンの開発や、空調負荷に応じて、1~4台の間で台数制御を行う冷媒圧縮機の開発等で冷暖平均COP1.5※1という高い省エネ性を実現しました。
※1:16馬力の場合。COPとは、GHPの冷房および暖房能力に対し、GHPを運転するために必要なガス燃料と電気量の割合を表わす成績係数。数値が大きいほど効率が良い。

(2)業界トップの設計自由度と軽量化で、大規模建物へ容易に対応可能
・室外機から室内機の一番遠いところを結ぶ「冷媒最遠配管長」は実長165m以内(相当長190m以内)、枝分かれした配管の長さを全て足した「冷媒総配管長」は520m以内と業界トップクラスを実現し、イニシャルコストの低減や設置時の 設計自由度を向上しました。
・また室外機1台あたりの室内機接続台数を従来の最大24台から業界トップクラスの最大63台※2(室外機接続容量の50~200%※3の範囲内)まで拡大したことで、お客様のエネルギー環境や使い勝手に合わせて室外機の設置台数削減が可能となり、イニシャルコストの低減や設置時の設計自由度が向上しました。
・さらに室外ユニットは、業界トップの軽量化※4(8・10馬力580kg、13馬力595kg、16・20馬力885kg、25馬力890kg)の達成により、屋上複数台設置時の建物への負担を大幅に軽減し、大規模建物への対応を容易にしています。
※2:ビル用マルチタイプ(25~50馬力)の場合
※3:まとマルチタイプの場合は、50~160%の範囲内
※4:ビル用マルチタイプ・標準シリーズの標準又は塩害仕様の場合

(3)誤配線を自動的にチェック、高品質な施工を実現
 配線・配管の接続ミスの自動チェックを行う<自動試運転機能>を搭載し、高品質な施工を実現します。

(4)業界トップ、30,000時間までエンジンオイル交換不要※5で省メンテナンス
 長寿命エンジンオイル採用により、業界トップとなる運転時間30,000時間までオイル交換を不要とし、定期点検時は補充のみとすることで省メンテナンス化を実現しています。
※5:当社指定のメーカー純正エンジンオイルの場合。運転時間が30,000時間を超えた場合は交換が必要です

(5)豊富な室内ユニットバリエーションで用途に合わせた選択が可能
 室内ユニットは、ビルなどの個別空調に適したものから大型店舗や工場などの大空間空調に適したものまで、用途に合わせた豊富なバリエーションを品揃えしています。

(6)高度な運転管理はもちろん、多様なビル管理ニーズに対応
 高速伝送方式のコントロールシステムが、多彩で高度なビル管理システムを展開します。タッチパネル式の「ACSコントローラー」では、<Webサーバー機能>※6によりプラウザソフトを利用して、パソコンから空調機の遠隔操作・管理が可能です。
※6:Webサーバー機能はオプション扱いです


3.販売開始:2006年10月


4.販売目標:2007年度 年間1万台


5.販売先 :各ガス会社より販売


6.希望小売価格(消費税別):標準タイプ
                     ・8馬力~25馬力(255万円~)
                   まとマルチ
                     ・32馬力~50馬力(908万円~)
※詳細は別紙参照


<ご参考>アイシンの空調事業について
 アイシンは、1987年にGHPを発売して以来、中小型機種を主体にGHP事業の展開を図ってきましたが、2005年4月にR410A冷媒の大型機種を投入し、22.4kW(8馬力相当)から71kW(25馬力相当)の幅広いバリエーションを保有しました。年間約1万台以上のGHPを販売しており、GHPの海外輸出では業界No.1シェアを獲得しています。また、ガスエンジン技術をベースにしたマイクロコージェネ事業も展開しています。

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