米ジュニパーネットワークス、「E320」ブロードバンド・サービス・ルーターの機能を強化
ジュニパーネットワークス、「E320」ブロードバンド・サービス・ルーターの機能を強化
ジュニパーネットワークス(米国カリフォルニア州サニーベール、Juniper Networks, Inc., Nasdaq: JNPR)は本日、同社の「E320」ブロードバンド・サービス・ルーターの機能を強化することを発表しました。
今回、ジュニパーネットワークスが発売するのは、「10 Gigabit Ethernet サービスカード」および「High Density Gigabit Ethernet サービスカード」という2種類のインターフェースカードです。これらのカードと併用することで、「E320」ブロードバンド・サービス・ルーターのIPTVおよびマルチプレイ・ネットワークにおけるパフォーマンス、柔軟性、コスト効率が飛躍的に向上します。
これら2種類のインターフェースカードは、最大10ギガビット級の処理能力を備えています。そのため、サービスプロバイダーが加入者、サービス、ネットワーク・インターフェースの増加に対応する場合でも、最大毎秒320ギガビットのスイッチファブリックと加入者数12万8千人まで、単一のプラットフォームで対応することができます。さらに、「E320」ブロードバンド・サービス・ルーターの処理能力を30%以上も向上させるため、加入者一人当たりにかかるコストを大幅に削減します。「E320」ブロードバンド・サービス・ルーターは、全世界で10億ドル以上の販売実績を持つ「Eシリーズ」製品の最新モデルです。2005年6月の発売以来、世界最大級のIPTVやマルチプレイ・ネットワークを含む28以上のネットワークに導入されています。
「10 Gigabit Ethernet サービスカード」は、「E320」とイーサネット・アグリゲーション機器またはコアルーターとの間を広い帯域を確保しながら接続します。また、きめ細かいQoSメカニズムでとキューイングで、ジュニパーネットワークスの「イーサネット・サービスカード」の対応範囲をブロードバンド・エッジまで拡張することもできます。
イーサネットポート8基を搭載した「High Density Gigabit Ethernet サービスカード」は、卓越した密度とマルチキャスト最適化能力で、サービスプロバイダーのコストを削減しながら映像配信能力を高めることができます。また、スイッチファブリックとラインモジュールにかかる負荷を軽減するため、パフォーマンスを犠牲にすることなく、サービスプロバイダーのシステムを冗長することができます。
ジュニパーネットワークスのアジア太平洋地域担当CTO(最高技術責任者)であるマット・コロン(Matt Kolon)は、次のように述べています。
「今回、『E320』の機能を強化したことで、ジュニパーネットワークスは、ブロードバンド・サービス・ルーターの品質をさらに高めたと確信しています。今後も技術革新を推進して、イーサネットとIPネットワークの融合によるIPTVやマルチプレイ・サービスなどのリッチなサービス展開というサービスプロバイダーのニーズに応えていきます。」
ジュニパーネットワークスについて
ジュニパーネットワークスは、大規模IPネットワークにおけるセキュアで接続性の高い通信の構築に大きく貢献しています。高いパフォーマンスを誇る目的特化型IPプラットフォームは、お客様のさまざまなサービスやアプリケーションをサポートしています。世界中のサービスプロバイダーをはじめ、エンタープライズ、政府機関、研究機関、および学術機関がジュニパーネットワークスの製品によって、ユーザー、サービス、アプリケーションによって異なる特定のニーズに対応できるネットワークを構築しています。ジュニパーネットワークスのネットワークおよびセキュリティ製品ポートフォリオは、世界中のネットワークにおける拡張性、安全性およびパフォーマンスに対する高い要求を満たしています。
ジュニパーネットワークスに関する詳しい情報は、以下のURLでご覧になれます。 www.juniper.co.jp
ジュニパーネットワークス株式会社について
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