ノバルティスと大正製薬、アレルギー性鼻炎治療剤スイッチOTC製剤の承認取得
アレルギー性鼻炎治療剤スイッチOTC製剤の
承認ならびに販売について
9月11日、ノバルティス ファーマ株式会社(本社:東京都港区、社長:馬場 宣行、以下ノバルティス ファーマ)の医療用アレルギー性疾患治療剤「ザジテン(R)」(カプセル剤、一般名:フマル酸ケトチフェン)のスイッチOTC(注)として、アレルギー性鼻炎を適応症としたパブロン(R)ブランドが厚生労働省により承認されましたので、お知らせいたします。
今回承認されたスイッチOTC製剤は、ノバルティス ファーマが製造を行い、大正製薬株式会社(本社:東京都豊島区、社長:上原 明、以下大正製薬)がパブロン(R)ブランドの鼻炎用内服薬(カプセル)として全国の薬局および一部薬店を通じ販売することとなります。
同スイッチOTC製剤は、1983年2月から医療用医薬品として販売されている医療用「ザジテン」(カプセル剤)と同量の有効成分フマル酸ケトチフェンを含有し、抗炎症作用、抗アレルギー作用、抗ヒスタミン作用という優れた3つの作用により、花粉やハウスダストなどによるくしゃみ、鼻みず、鼻づまりなどの鼻のアレルギー症状を緩和させる内服薬です。
なお、ノバルティス ファーマは、医療用医薬品であるアレルギー性疾患治療剤「ザジテン」(カプセル剤)を、気管支喘息、アレルギー性鼻炎、アレルギー性皮膚疾患の治療薬として従来どおり継続販売いたします。
(注)スイッチOTC:これまで医療用医薬品に限って使用されていた有効成分を、一般用医薬品(自らが薬局・薬店等で購入できる医薬品)に転用(スイッチ)した医薬品。
ノバルティス ファーマ株式会社について
ノバルティス ファーマ株式会社は、スイス・バーゼル市に本拠を置く医薬品とコンシューマーヘルスの世界的リーダー、ノバルティスの医薬品部門の日本法人です。ノバルティス グループ全体の2005年の売上高は322億米ドル(約3兆5,433億円)、当期純利益は61億米ドル(約6,755億円)、研究開発費は48億米ドル(約5,330億円)でした。ノバルティスは、約97,000人の社員を擁しており、140カ国以上で製品が販売されています。 http://www.novartis.co.jp/
大正製薬株式会社について
大正製薬株式会社は「健康と美を願う生活者に納得していただける、優れた医薬品・健康関連商品、情報及びサービスを、社会から支持される方法で、創造・提供することにより、社会へ貢献する」ことを経営理念としております。2006年3月期の売上高は2,714億円で、その内セルフメディケーション事業の売り上げは1,748億円と日本市場におけるOTC薬のリーディングカンパニーです。 http://www.taisho.co.jp/