日本HP、インテル vProテクノロジーに対応の企業向けデスクトップPC3機種を発売
インテル(R) Core(TM)2 Duoプロセッサー搭載の企業向けデスクトップPC
- 新・管理機能インテル(R) vPro(TM)テクノロジーに対応。
セキュリティや管理機能をさらに強化し、導入後の管理コスト削減に貢献 -
日本ヒューレット・パッカード株式会社(略称:日本HP、本社:東京都品川区、社長:小田 晋吾)は、最新のインテル(R) Core(TM)2 Duoプロセッサーを搭載した、企業向けデスクトップPC「HP Compaq Business Desktop dc7700シリーズ(エイチピー コンパック ビジネス デスクトップdc7700シリーズ、以下dc7700)」3機種を発売します。新製品は、インテル Core2 Duoプロセッサー搭載によるパフォーマンス向上に加え、セキュリティ機能の強化、管理機能を向上させるインテル(R) vPro(TM)テクノロジーにも対応(*1) しています。
固定仕様モデルの「dc7700 US」、「dc7700 SF」、「dc7700 MT」は本日からHP販売代理店で、カスタマイズ対応モデルの「dc7700 US/CT」、「dc7700 SF/CT」、「dc7700 MT/CT」は、9月19日からHP Directplusオンラインストア( http://www.hp.com/jp/directplus/ )、HP Directplusコールセンターで販売開始します。
dc7700 シリーズはdc7600 シリーズの後継機種です。企業の導入計画に則し12ヶ月以上の長期間同じモデルを提供するほか、3年間のオンサイト保証も標準で備えています。長期の導入計画や長期間にわたる使用を計画している中・大企業を中心に拡販を目指します。
*1:インテルvProテクノロジの利用には、対応アプリケーションを別途導入する必要があります。
[ 製品名/HP Directplus販売価格/販売開始日 ]
(※ 関連資料を参照してください。)
< 生産性向上と運用管理コストの削減でIT投資の効率化を実現するdc7700シリーズ >
現在、企業のIT投資のほとんどはPCなどのITインフラのメンテナンスのために費やされ、業務改善のために使われているのはわずかといわれています。dc7700シリーズは、インテル Core2 Duoプロセッサー、PC2-6400(800MHz)メモリなどの最新テクノロジによる生産性の向上はもちろん、12ヶ月以上の長期にわたっての同じモデルの提供や、標準で3年間のオンサイト保証も備えています。導入時の検証テストなどの手間を減らし、サポート費用などを抑え、高い処理性能や強化されたセキュリティ、運用管理機能とともに、IT投資の効率化を実現します。
また、全てのモデルで512MB以上のメモリを搭載しており、Windows(R) Vista(TM)への移行にも対応しています。
< 最新のデュアルコアプロセッサー、「インテル Core2 Duoプロセッサー」を搭載 >
従来のPentium(R)Dプロセッサーに比べ約40%のパフォーマンス向上と、約40%の電力効率の向上(*2) を実現する最新のインテル Core2 Duoプロセッサーとインテル Q965 Expressチップセットを採用しています。ウェブサイトの閲覧や、ウィルス・スキャンを行いながらの業務アプリケーションの使用なども快適に行うことができ、業務の効率化が図れます。
*2:Pentium D 965とCore2 Duo E6700との比較数値です。
< 主なセキュリティ機能 >
●ハードディスクドライブの盗難による情報漏えいを防ぐ「ドライブロック機能」を搭載
内蔵のハードディスクドライブに直接パスワードをかけることが可能です。筐体内のハードディスクドライブを取り外し、他のPCに取り付けてもパスワードを入力しないと読み込めないため、万一の盗難の際も安心です。
●データへの不正アクセスや持ち出しを防止
TPM1.2準拠のセキュリティチップを全モデルに搭載し、重要なデータの暗号化を実現するほか、USBポートや光ドライブの無効化、パワーオンやセットアップ・パスワードの設定が可能です。さらに、PCの筐体そのものをロックし、内部へのアクセスを防ぐスマートカバーロック(*3) を備え、持ち去りを防止するセキュリティロックケーブルの装着も可能です。
*3:「dc7700 MT」「dc7700 SF」で対応します。
●RAID1によるミラーリング機能で、ハードディスクドライブの破損からデータを守る
筐体内に2台のハードディスクドライブを内蔵し、同じデータを双方のディスクに書き込むことで、1台が破損してもデータの保全が可能な、RAID1によるミラーリング機能に対応(*4) しています。
*4:「dc7700 MT」の160GBハードディスク2台内蔵モデル、および「dc7700 MT/CT」で80GB HDD×2台、160GB HDD×2台を選択した場合に利用可能です。
●OSが起動しない障害でも、簡単にリストアが可能な「HP Backup & Recovery Manager」を採用
付属のユーティリティツール「HP Backup & Recovery Manager」により、OSが起動しない障害時でも、F11キーを押しながら起動することで、簡単にリストアが可能です。また、現在のハードディスクドライブのイメージを、別のハードディスクドライブやDVDなどの光メディア、さらにネットワークドライブなどのメディアにバックアップすることもできます。
< 設置スペースと拡張性から選べる3タイプの筐体 >
dc7700は、設置スペースと拡張性により、3タイプの筐体を選択できます。「dc7700 US」は、幅75mmのウルトラスリム型の筐体を採用し、置き場を選ばず使用できます。「dc7700 SF」は、省スペース型の筐体を用い、ドライブケージ全体を引き起こすことができる設計で、ドライブ交換などのメンテナンスも容易にできます。「dc7700 MT」は拡張性の高いミニタワー型筐体を採用し、ドライブや各種カードの増設などに対応します。
< ビジネスPCのリモート管理、セキュリティ強化を実現するインテル vProテクノロジーに対応 >
インテルCore2 Duoプロセッサー搭載のdc7700シリーズすべてが対応する、インテル vProテクノロジーは、ネットワーク経由でPCの管理およびセキュリティ管理を実現する、ビジネスPC向けの新しいリモート管理機能です。サードパーティー製のソフトウェアを別途導入することで、システムのOSやハードディスクドライブが壊れた場合でも、IT管理者はネットワーク経由でPCを管理し続け、異常の検出、診断、修理を行うことができるようになります。これらのリモート管理機能により、企業のIT管理部門は、クライアントPCの管理や、セキュリティ対策に要する時間やコストを大幅に削減することが可能になります。
■インテル株式会社からのコメント
インテル株式会社 代表取締役共同社長 吉田 和正 様
インテル株式会社は、日本HPのインテル vPro テクノロジー搭載 HP Compaq Business Desktop dc7700シリーズの発表を歓迎いたします。
インテル Core2 Duo プロセッサーの優れた電力効率とパフォーマンスに加え、セキュリティー、管理性が強化されたインテル vPro プラットフォームは、企業の生産性向上と運用管理コストの低減に貢献し、企業ビジネスの進展に貢献します。今回発表されたdc7700シリーズは、インテル アクティブ・マネジメント・テクノロジーとインテル バーチャライゼーション・テクノロジーに対応し、高度なIT環境を提供し企業ユーザーの問題解決に貢献出来ると期待しています。
■添付資料
・「HP Compaq Business Desktop dc7700 シリーズ」
固定仕様モデルスペック一覧表
http://h50146.www5.hp.com/info/newsroom/pr/fy2006/pdfs/fy06-172.pdf
・「HP Compaq Business Desktop dc7700 シリーズ」
カスタマイズモデルスペック一覧表
http://h50146.www5.hp.com/info/newsroom/pr/fy2006/pdfs/fy06-172ct.pdf
■新製品に関する情報は以下のURLを参照してください。
「HP Compaq Business Desktop dc7700 US」
≫ http://www.hp.com/jp/dc7700us/
「HP Compaq Business Desktop dc7700 SF」
≫ http://www.hp.com/jp/dc7700sf/
「HP Compaq Business Desktop dc7700 MT」
≫ http://www.hp.com/jp/dc7700mt/
*文中の社名、商品名は、各社の商標または登録商標です。
■お客様からのお問い合わせ先
カスタマー・インフォメーションセンター TEL:03-6416-6660
ホームページ: http://www.hp.com/jp/
