シャープ、薄さ1.8mmのフレームパッケージの赤色半導体レーザを開発
ノートパソコンの高速記録に最適
業界最薄1.8mm(※1)350mW高出力の赤色半導体レーザを開発・発売
シャープは、DVD2層メディアの16倍速の書き込みに対応する、高出力350mWタイプで、ノートパソコンにも搭載可能な、業界最薄1.8mm(※1)のフレームパッケージ(※2)の赤色半導体レーザを開発、9月25日よりサンプル出荷いたします。
パソコンやDVDレコーダーなどに搭載されている記録型DVDドライブは、1枚のDVDで大容量の録画が可能な2層メディアのウエイトが高まり、これに対応する高速書き込み可能な高出力タイプの赤色半導体レーザが求められています。とりわけ、ノートパソコンでは、AV機能が拡充されていることから、赤色半導体レーザは薄型化とともに、高温環境下での高出力化が必要です。
当社ではこうしたニーズに応えるため、従来の金属成型に比べ、業界最薄の1.8mm(※1)を実現し放熱性の高いフレームパッケージ(※2)を採用するとともに、低消費電力ながら、350mWと高出力なレーザチップ搭載の赤色半導体レーザを開発しました。
品名 赤色半導体レーザ
形名 GH16P35A8C
サンプル価格(税込み) 4,000円
サンプル出荷 2006年9月25日
■ 主な特長
1.35OmW高出力タイプで、業界最薄の1.8mm※1フレームパッケージ※2を実現
2.ケース温度80℃までの高温動作に対応
3.標準的なハーフハイトタイプおよびノートパソコンなどのスリムタイプの両ドライブのピックアップに採用可能
(※1) 記録型DVD赤色半導体レーザにおいて。2006年9月15日現在。シャープ調べ
(※2) 樹脂成型
【お問い合わせ先】
電子部品事業本部 化合物半導体システム事業部 企画部 (0848) 85-0635(大代)