アドビ、リアルタイムなWeb会議を実現する「Acrobat Connect Professional」を発表
アドビ システムズ、Adobe Acrobat 8ファミリーの可能性をさらに広げるAcrobat Connect Professionalを発表
誰でも参加できるWeb会議やオンライントレーニングが高度で迅速なコミュニケーションを実現
アドビ システムズ 株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:ギャレット イルグ(Garrett J. Ilg))は、Web会議によりリアルタイムなコラボレーションを実現する企業向けソフトウェア「Adobe(R) Acrobat(R) Connect Professional(アドビ アクロバット コネクト プロフェッショナル)」の日本語版の提供が、2006年12月中旬からパートナー企業を通じて開始されると発表しました。
Acrobat 8ファミリーにAcrobat Connect Professionalが加わることにり、ドキュメントと人との結びつきをさらに緊密にする、ナレッジワーカーの新しいワークスタイルが実現します。Acrobat 8ファミリーは、Adobe PDFを活用したドキュメントリューションを提供する製品群であり、そこにリアルタイムでインタラクティブなWeb会議コミュニケーションが加わることで、組織や社内外のチームに新たな価値共創の機会を引き起こします。
アドビ システムズ社 ナレッジワーカービジネスユニット担当のシニアバイスプレジデントであるトム ヘイル(Tom Hale)は、「アドビは、Adobe PDF文書を活用することと同じくらい簡単に、Webを介したリアルタイムのオンライン会議によるコラボレーションのメリットを、誰もが享受できるようにしなければならないと考えました。Flash(R) Playerはすでにほとんどのパソコンにインストールされているため、Acrobat Connect Professionalを使えば、自分のパソコン画面を見るのと同じくらい簡単に、また、パソコンの環境やソフトウェアのバージョンを気にすることなく、その画面を他人と共有することができます」と述べています。
Acrobat Connect Professionalは、複数の発表者が参加するWeb会議や、オンラインでのイベントやトレーニングを開催したいユーザ、あるいは豊富な機能が搭載されているWeb会議ソリューションの導入を検討している組織や企業に最適なソリューションです。Acrobat Connect Professionalには、さまざまなコラボレーションツールが用意されています。例えば、大規模なミーティングやレポーティング、コンテンツ管理をはじめ、大規模で高度な機能を活用した会議を管理する機能、インタラクティブなマルチメディアのサポート、VoIP対応による音声とデータを統合したソリューションなどに対応しています。さらに、Web会議ソリューションの開発者は、Acrobat Connect Collaboration Builder SDKを使用して、学習用ゲームやシミュレーションなど、インタラクティブなカスタムアプリケーションを作成することも可能です。
Acrobat Connect Professionalは、組織および社内向けソリューションとして、組織や企業のファイアウォール内に導入する方法と、アドビ システムズ社のサーバにホスティングするASPサービスを通じて利用する2つの方法があります。組織および社内向けソリューションは、組織や社内のIT管理部門が機能や設定を細かくコントロールできる安全性の高いシステムです。また、簡単に既存システムに統合ができ、システムの維持コストを抑制することが可能です。また、オプションでオンライントレーニングやオンラインイベントを実現できるソリューション(旧Macromedia(R) Breeze)も、Adobe Connectブランドで提供されます。
Adobe Acrobat 8を通じて利用するAcrobat Connectは、今までのWeb会議ソリューションとは異なり、電話番号や電子メールアドレスと同じ感覚で使用できる、専用のWeb会議室のURLを利用します。また、そのURLをシンプルで覚えやすいものにカスタマイズすることも可能です。専用のWeb会議室には最大15人の参加者を招くことができ、わずかな月額使用料だけで無制限に利用することが可能です。また、必要なときにすぐにAcrobat ConnectによるWeb会議を開催することができるため、効率的なコラボレーションが可能になります。
Acrobat ConnectはASPサービスによって提供されます。ユーザは画面共有やホワイトボード、チャット、TV会議、電話会議など、オンライン会議に必要不可欠なコラボレーションツールを使用することが可能です。また、Acrobat Connectは、Flashに対応したWebブラウザさえあれば、誰でもWeb会議に参加することができ、新たにソフトウェアをダウンロードする煩雑さはありません。しかも、Acrobat 8やAdobe Reader(R) 8からは、「Web会議の開始」のボタン1つでアクセスできるため(当初は英語版で北米のお客様のみご購入可能)、ドキュメントを開いた状態から直接Acrobat Connectに接続し、すぐにコラボレーション作業を開始することが可能です。
< 参考価格 >
Adobe Acrobat Connect Professional 日本語版 合計 約320万円 *
* サーバライセンス版最小構成、メインテナンス&サポート除く
ご購入に関しては下記パートナー各社にお問い合わせください。
・ 株式会社アイ・ティ・フロンティア
・ NECシステムテクノロジー株式会社
・ ソフトバンクBB 株式会社
・ 日本SGI 株式会社
・ 日立ソフトウェアエンジニアリング株式会社
・ 株式会社PFU
製品の詳細については以下のWeb サイトをご参照ください。
Adobe Acrobat Connect Professional
http://www.adobe.com/jp/products/breeze/index.html
●アドビ システムズ社について
アドビ システムズ社は、時間や場所、利用するメディアや機器を問わず、あらゆるユーザのアイデアや情報との関わり方に変革をもたらしています。アドビ システムズ 株式会社はその日本法人です。同社に関する詳細な情報は、Web サイトhttp://www.adobe.com/jpに掲載されています。
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