大日本印刷とカラージップジャパン、次世代2次元コードを活用したソリューション開発で提携
大日本印刷とカラージップジャパン
次世代2次元コードを活用したソリューション開発で提携
~『カラーコード(TM)』と携帯サイトの連動~
大日本印刷株式会社(本社:東京都新宿区 社長:北島義俊 以下:DNP)とカラージップジャパン株式会社(所在地:東京都港区 代表取締役:クリストファー・クレイニー 以下:カラージップジャパン)は、カラージップジャパンが提供する5×5マスに赤・青・緑・黒の4色を配列して情報をコード化する『カラーコード(TM)』を使用した印刷物の市場開拓、ならびにカラーコード(TM)のデザインバリエーションの開発について提携することで合意しました。
【カラーコード(TM)について】
カラーコード(TM)は、カラージップジャパンが提供する次世代型2次元コードです。5×5マスに赤・青・緑・黒の4色を配列して情報をコード化しており、ユーザーが携帯電話のカメラなどで撮影することで、コード化された情報を読み取ることができます。ウェブサイトのURLなどをコード化しておけば、指定のサイトへのアクセスを活性化させるなどの効果が期待されます。
従来の2次元コードと異なり、4色を配列するコードのため、文字や図柄などを4色で表現したデザインが可能です。また、携帯電話による読み込みができるため、印刷媒体だけではなく、屋外広告やテレビ画面などのあらゆる媒体に表示可能で、クロスメディアプロモーションに最適な2次元コードとして有望視されています。
【背景】
現在、国内で多く使われている2次元コードは単色が主流となっていますが、商品パッケージや雑誌の広告ページでは、デザイン面から採用が見送られるケースがあります。こうしたことから、デザイン性に優れ、高い販促効果の得られるシステムで利用できる2次元コードの開発が求められていました。こうしたニーズをふまえ、DNPはカラージップジャパンのカラーコード(TM)を活用していくこととしました。
【提携による事業の展開、開発について】
DNPは、包装容器、出版印刷物、商業印刷物などの分野で、広告ページや商品パッケージ、ノベルティなどにカラーコード(TM)を印刷し、携帯サイトとの連携による販促のソリューションを開発し、提供していきます。例えば、食料品のパッケージに、その商品に関係する絵柄をデザインしたカラーコードを印刷します。このカラーコードを携帯電話で読み込むことで、商品を使ったレシピなどの情報にアクセスできるシステムを開発します。また、懸賞サイトへ誘導させる手法も挙げられます。カラーコード(TM)の絵柄を2つに分割し、片方を店頭の商品に、もう片方を小売店の折込みチラシに印刷します。「折込みチラシを持っていて、更に店頭で商品を購入した人」だけが、カラーコード(TM)を完成でき、懸賞に応募できるシステムです。これによりメーカーと小売店が連携した新しいセールスプロモーションが展開できます。
また、両社は赤・青・緑・黒の4色以外の中間色を使用など独創性のあるカラーコード(TM)のデザイン開発にも共同で取り組んでいきます。
以 上