D2Cとクロスワープ、携帯電話利用の広告クチコミ効果を数値化できるシステムを共同開発
モバイル広告におけるクチコミシステムを開発
~ ケータイによるクチコミ動向の追跡調査も可能に ~
株式会社ディーツー コミュニケーションズ(代表取締役社長:藤田明久、本社:東京都港区、 以下D2C)と株式会社クロスワープ(代表取締役社長:山崎真吾、本社:東京都渋谷区、以下、クロスワープ)は、この度 携帯電話を利用した広告のクチコミ効果をトラッキングし数値化することができるシステムを共同で開発し、本システムをモバイル広告に付随する新しいマーケティング手法として提供してまいります。
本システムは、既にPC環境のバイラルマーケティング(*1)効果測定で用いられているクロスワープ社の技術を、日々の生活に最も近いメディアとして広告規模が年々拡大している携帯電話向けとして開発したもので、一人の情報発信者から、どのくらいの時間を経て、どのようにその情報が拡がっていくかなどという詳細なデータを数値化・可視化できる機能を有しています。企業はこれらのマーケティング・データを活用することにより、さらに効率的で効果的な、モバイルを活用したマーケティング施策を実践することが可能になります。
(*1) 企業の商品やサービスを生活者にクチコミで伝達してもらい、利用者を広げるマーケティング手法
■ 本システムにより実現できること
・ 人と人とのクチコミによるつながり、母系情報の把握が可能
・ 拡散状況の数値化/階層・時系列のデータ分析
・ クチコミパワーのあるインフルエンサーを検出可能 など
※図1: クチコミ拡散状況の可視化グラフ(イメージ)
* 関連資料 参照
現在、D2Cとクロスワープは「とくするメニュー(*2)」上において、日本電気株式会社が運営するFeliCa対応携帯電話向けサービス「トクトクポケット」及び、株式会社シンクウェアが運営する映画総合情報サイト「CinemaStylei」内の、映画「フラガール」特設ページの各キャンペーンサイトに本システムを提供しております。両キャンペーンでは、ユーザが友達にキャンペーン情報を知らせることで、情報発信者と受信者の両者がプレゼントに関連したインセンティブをもらえることから、特にお得な情報への感度が高いユーザが集まる「とくするメニュー」内において、より効果的でターゲットにマッチした情報の訴求が期待されます。また本キャンペーンではクチコミ動向調査も並行して行っており、その結果を分析することにより、今後のバイラルマーケティング商品の開発に役立ててまいります。D2Cとクロスワープの両社は、今後もモバイルにおける新しいバイラルマーケティング及び広告商品の開発に積極的に取り組んでまいります。
(*2) 「とくするメニュー」は、利用者にとって"メリット"のある、「とくする」情報のみを集約して掲載する、iモード上のペイド・パブリシティ型情報サイト(番組)で、月間トップPV400万以上に上ります。
※図2 モバイルを使ったクチコミキャンペーンの流れ
* 関連資料 参照
なお、本ソリューションはD2Cを通じて販売を行っており、今後はD2Cが提供している各広告メニューと連動したオプションのソリューションとしても広く提供してまいります。