NECと日本オラクル、プロビジョニング機能を連携させるソフト製品2種を発売
NEC、日本オラクル 両社製品のプロビジョニング機能を連携
OSからデータベースまでの一貫したITリソースの動的再配置機能を実現
~「REAL IT PLATFORM」の具現化に向け連携を強化~
日本電気株式会社(本社:東京都港区、代表取締役 執行役員社長: 矢野 薫、以下NEC)および日本オラクル株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 最高経営責任者:新宅 正明、以下日本オラクル)は、両社製品のプロビジョニング(ITリソースの動的再配置)機能を連携させるソフト製品2種を、「SigmaSystemCenter Oracle RAC連携モジュール」「Oracle Enterprise Manager 10g Grid Control Management Connector for NEC Management Products」として提供いたします。また、同製品の販売は本日よりNECが開始いたします。
新製品は、NECの運用管理ソフト「WebSAM SigmaSystemCenter」と日本オラクルの運用管理ソフト「Oracle Enterprise Manager」の持つプロビジョニング機能を連携し、OSからデータベースまでの一貫したITリソースの動的再配置を実現いたします。これにより、データベースリソースとアプリケーションリソースを負荷状況に応じて動的に割り当てること(Capacity on Demand)やノード(サーバ)障害時における迅速な代替ノードへの切り替え(Automatic Recovery)が可能となり、システムの信頼性を向上いたします。
新製品の希望小売価格(税抜)は次の通りであります。
< 製品名 / 希望小売価格(税抜) >
SigmaSystemCenter OracleRAC連携モジュール 200,000円
Oracle Enterprise Manager 10g Grid Control Management Connector for NEC Management Products 625,000円
NECと米国オラクル・コーポレーションは、昨年10月よりアライアンス協業Strategic Technology Allianceを展開しています。このたびのプロビジョニング機能連携はその成果であります。
加えて、NECのエンタープライズサーバ「NX7700i」と日本オラクルのクラスタソフト「Oracle Real Application Clusters 10g」の組み合わせによるデータベースサーバの「高速フェイルオーバ(切り替え)」技術も新たに確立しております。
NECでは本年7月にお客様に「柔軟」「安心」「快適」なシステムを提供するためのプラットフォームビジョン「REAL IT PLATFORM」発表しており、日本オラクルは本ビジョンに賛同しております。
このたびの両社の取り組みは、本ビジョン実現に向けたものであり、今後さらなる製品連携、共同検証、プロモーションおよび販売活動を強化していくことで、プラットフォーム強化、SI強化を図ってまいります。
なお、本年10月18日に赤坂プリンスホテルにて、「REAL IT PLATFORM SEMINAR」(主催:NEC、特別協賛:日本オラクル)を開催し、NECのプラットフォーム戦略の紹介やNEC、日本オラクル製品の連携デモを実施いたします。
(セミナー詳細 URL: http://www.nec-seminar.jp/)
以上
※ Oracleは、米国オラクル・コーポレーション及びその子会社、関連会社の登録商標です。その他のブランドまたは製品は、それぞれを保有する各社の商標または登録商標です。
<本件に関するお客様からのお問い合わせ先>
NEC 第二コンピュータソフトウェア事業部
E-Mail:sales@ssc.jp.nec.com
日本オラクル Oracle Direct
電話:0120-155-096