トヨタ、地球環境にやさしい運転をサポートする「エコドライブインジケーター」を開発
地球環境にやさしい運転をサポートする「エコドライブインジケーター」を開発
トヨタ自動車株式会社(以下、トヨタ)は、地球温暖化防止への取り組みのひとつとして、燃費向上によるCO2削減に貢献するために、地球環境にやさしい運転をサポートするオートマチックトランスミッション車向けの「エコドライブインジケーター」を、本年10月に発売予定の新型車を皮切りに、順次採用を拡大していく。
今回の装備は、燃費効率の良い走行状態の場合にランプが点灯することで、ドライバーに対しエコドライブへの意識啓発を図り、燃費向上に寄与することを目的としたものである。
具体的には、アクセルの踏み込み量、エンジンやトランスミッションの効率、走行速度・加速度から総合的に判断し、燃費効率の良い状態で走行していることを、メーター内のランプが点灯することでドライバーに伝え、地球環境にやさしい運転を支援するものである。
これにより、渋滞や発進・加速の頻度といった走行状況や走行距離などにもよるが、約4%(社内測定値)の燃費向上が見込まれる。
エコドライブインジケーター (*添付資料参照)
トヨタは、「サステイナブル・モビリティ」の実現に貢献するためには、「人、クルマ、交通環境」の三位一体での取り組みが重要であるとの考え方のもと、今後もドライバーへの啓発活動、環境対応技術の開発や商品の展開、ITSを活用した社会システムによる交通環境改善などの活動に積極的に取り組んでいく。
以上