FDK、米粒サイズのステッパモーター「SM3.7-20シリーズ」を開発
世界最小!
米つぶサイズのステッパモータ開発!
FDK株式会社(社長:杉本俊春)は、モータ本体が米粒サイズの世界最小(*1)ステッパモータ「SM3.7-20シリーズ」を開発し、明日(10月3日)から10月7日まで幕張メッセで開催されるCEATEC JAPAN 2006に参考出品いたします。
今回開発した「SM3.7-20シリーズ」は、直径わずか3.7mmの超小型ながら、1回転で、20ステップと細かい位置決めが可能なモータです。昨年6月に当時世界最小のステッパモータとして開発した「SM4.3シリーズ」と比べ、質量で約30%、体積で約25%の軽量・小型化を実現いたしました。出力トルクにつきましては、素材から見直した特殊強力磁石の採用などにより、小型化に伴うトルクダウンを最小限に抑えたことで、モータを必要とする機器の小型化、軽量化、省電力化をさらに促進することが可能になります。環境面に関しては、欧州の電気・電子機器に関するRoHS指令(有害物質制限指令)に対応いたしております。
本製品は、今後も進む携帯電話の搭載部品のさらなる小型化、次世代DVDとして注目を集めておりますBlu-ray Discの光ピックアップ用など、省スペースで微細な位置決め制御が必要なモジュールやユニットに加え、超小型のステッパモータを必要とするあらゆる機器への採用を期待しています。
なお、CEATEC JAPAN 2006の当社ブースは、ブース番号:6E104です。
注)*1 直径で世界最小サイズ(当社調べ)
(※ 添付資料あり。)