フィデック、伊藤忠食品と売掛金流動化サービス「C.Fダイレクト」提供で業務提携
伊藤忠食品(株)との業務提携について
売掛金流動化事業を展開する株式会社フィデック(以下、「当社」)は、酒類・食料品卸売業を展開する伊藤忠食品株式会社(大阪市中央区、代表取締役社長:濱口泰三、以下「伊藤忠食品」)に対して、当社の売掛金流動化サービスである「C.Fダイレクト」を提供することにつき伊藤忠食品と業務提携いたしましたのでお知らせいたします。
尚、当社では平成18年10月から伊藤忠食品の仕入先約3,000社を対象に本サービス利用を希望される仕入先様にサービスの提供を開始いたします。
1.背景およびサービス導入概要
伊藤忠食品は食品卸業界のリーディングカンパニーとして、スーパー、百貨店、コンビニエンスストア、外食産業、卸などに対して幅広い商品を全国規模で供給しております。特に酒類、食料品等の仕入・供給に強みをもっており、これらの商品を安定的かつ継続的に仕入れるために、仕入先様に対するサービス強化も重要な課題となっておりました。
そこで今般伊藤忠食品では仕入先様へのサービス強化の一環として、「C.Fダイレクト」の導入を決定いたしました。
今般のサービス導入により伊藤忠食品は、仕入先様の資金の効率化が図れるツールとして「C.Fダイレクト」の提供を行い仕入先サービスの強化を実現することになります。
2.「C.Fダイレクト」の概要
「C.Fダイレクト」は、仕入先様が早期の支払を希望する場合、「C.Fダイレクト」サービス導入企業(今回のケース:伊藤忠食品)向けに持つ売掛金債権をフィデックが支払期日前に買い取るため、売掛金を早期に資金化することが可能となり、仕入先様の資金の効率化が図れるサービスであります。
また、銀行再編などで取引銀行が減るなか、銀行以外の「新たな」資金調達方法を仕入先様に提案することで、仕入先企業の資金調達を活性化させることが可能となります。
3.今後の方針
フィデックでは設立以来一貫して、企業の発展に寄与することを目的とし、「C.Fダイレクト」サービスを提供することによって、企業の資金の効率化を提案してまいりました。同サービスは導入企業にとっても、またその取引先にとっても利便性の高いサービスであることをご評価いただき、サービス導入企業数は平成18年6月時点で69社となり、その後も今般の伊藤忠食品も含め順調に拡大中でございます。今後も企業向け資金サービスを含め、新しい決済サービスの導入ニーズに答えてゆく所存です。
【 サービス導入スキーム図 】
添付資料をご参照ください。
4.業績見通しについて
今般の提携による業績への影響につきましては既に平成18年5月10日に発表済みの平成19年3月期の業績予想と変更はありません。
以 上