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ニュースリリースのリリースコンテナ第一倉庫

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2025'03.01.Sat
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2007'03.27.Tue

石油資源開発など5社、JOGMECと共同で「日本GTL技術研究組合」を設立

~エネルギーの安定供給に向けて、共同実証研究を開始~
「日本GTL技術研究組合」の設立について


 当社は、国際石油開発株式会社(社長:黒田直樹)、新日本石油株式会社(社長:西尾進路)、コスモ石油株式会社(社長:木村彌一)、新日鉄エンジニアリング株式会社(社長:羽矢惇)、千代田化工建設株式会社(社長:関誠夫)の5社とともに、このたび「日本GTL技術研究組合」を設立し、独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構(以下、JOGMEC)と共同で、天然ガスの液体燃料化技術(以下、GTL技術)の実証研究を開始することとなりましたのでお知らせいたします。

 昨今、エネルギーの安定供給は、アジアを中心とする世界のエネルギー需要の増大を受けて、重要かつ喫緊の課題となっております。このような中で、世界に広く存在する天然ガスを液体燃料化するGTL技術は、一次エネルギー供給の多様化を可能にさせる極めて有効な技術です。また、GTL技術によって製造された燃料は、環境に優しいクリーン燃料としても期待されております。

 今回の実証研究で開発するプロセスは、炭酸ガスを含む天然ガスをそのまま利用することが可能な、世界初の画期的な技術です。本研究を通じて、先行する石油メジャーに対して競争力のある技術を開発し、将来のエネルギーの安定供給と地球環境との調和の実現に向け取り組んでまいります。




1.日本GTL技術研究組合の概要
(1)理事長  寒河井正 (石油資源開発株式会社 代表取締役副社長)
(2)所在地  本部 東京都港区虎ノ門1-2-6 新日本石油虎ノ門ビル内
         実証センター 新潟東港工業地帯内
(3)設立日  平成18年10月下旬 (予定)

2.GTL技術の概要
 GTL技術とは、Gas-To-Liquidsの略。天然ガスから、化学反応によってナフサ、灯軽油等の石油製品を製造する技術で、海外では、南アフリカのサソールの他、主に欧米の石油メジャー(シェル、エクソンモービル、コノコフィリップス等)により商業プロジェクトが進められている。

3.実証研究の概要
(1)目的
 商業規模の前段となる500B/D規模の実証プラントでGTL技術の実証、ならびに商業化へ向けたスケールアップの検討等を行い、商業規模(数万B/D)で技術的・経済的に競争力をもつGTL技術を開発する。
(2)研究体制JOGMECと民間6社が今回設立する日本GTL技術研究組合との共同研究
(3)研究予算総事業費約360億円(うち民間6社の負担額約120億円)

 民間6社の費用負担

 国際石油開発(株)       約30億円
 新日本石油(株)        約30億円
 石油資源開発(株)       約30億円
 コスモ石油(株)         約10億円
 新日鉄エンジニアリング(株) 約10億円
 千代田化工建設(株)      約10億円
(4)期間  2006~2010年度 (5年間)


以上

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