安川電機と三井物産、非製造用業務支援ロボット市場の創出・開拓で業務提携
サービスロボット(非製造用業務支援ロボット)に関わる業務提携について
株式会社安川電機(本社:福岡県北九州市、代表取締役社長:利島 康司、以下「安川」)と三井物産株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:槍田 松瑩、以下「三井」)は、サービスロボット(非製造用業務支援ロボット)市場の創出・開拓を目的に業務提携しました。ロボット業界の先駆者的存在且つ技術力・経験が豊富な安川と、様々な産業・業種との取引・事業経験の豊富な三井が他に先駆け、高成長が期待されるサービスロボット事業分野に進出致します。
少子高齢化が進み、深刻な人手不足が心配される一方、「快適」、「便利」、「安全」といった生活の質的向上が求められています。安川と三井は、清掃、物流、警備、医療・介護、建設作業、農作業等の非製造分野に於けるサービスロボットの開発を進め、サービスロボットによる業務負荷、業務コストの低減を通して、生活の質的向上に寄与します。
安川と三井は、サービスロボット市場を創出する為には、ユーザーとなりえる企業をパートナーとして、サービスロボットに置き換え可能な現場業務・作業を分析・特定することが必要と考え、プロジェクトチームを発足させ、既に数十社に対してヒアリングを実施しました。2009年末開業予定の羽田国際線地区貨物ターミナルにおける活用等、具体的なサービスロボットの導入検討にも着手しており、効果が期待できると判断された案件から試作ロボットによる実証実験に入る予定です。
現場の課題解決の為のロボット周辺技術に関しては、専門技術に精通する共同開発パートナーとの協業が不可欠と認識しており、複数の技術パートナーとサービスロボット事業化を実現させるネットワーク作りを進めていく考えです。
安川と三井は、今後3-5年後にはサービスロボットの市場が約1000億円規模に成長するものと期待しており、サービスロボットを活用したサービス提供事業をパートナーとともに創出していくことを視野に入れております。
ご注意:
本発表資料には、将来に関する記述が含まれています。こうした記述はリスクや不確実性を内包するものであり、経営環境の変化などにより実際とは異なる可能性があることにご留意ください。また、本発表資料は、日本国内外を問わず一切の投資勧誘またはそれに類する行為を目的として作成されたものではありません。