IIJ-Tech、オープンソースベースのメールシステム「イーメール」を提供開始
IIJ-Tech、メールシステム「iiMail(イーメール)」の提供を開始
- オープンソースベースのメールソリューションを提供 -
株式会社アイアイジェイテクノロジー(IIJ-Tech、本社:東京都千代田区、代表取締役社長:菊池武志)は、2006年10月10日より、中堅企業から大企業を対象としたオープンソースベースのメールシステム「iiMail(イーメール)」の提供を開始します。
iiMailは、お客様企業のメールシステムを短期間でかつ安価に構築・導入し、管理者の運用負担を大幅に軽減するメールソリューションです。主な特長は、以下の通りです。
●Windows環境との統合による運用管理負担の軽減
企業の情報システムは、Windowsやメール、社内イントラサーバなど多数のシステムが混在しており、システム毎のアカウント管理業務負担は高くなる一方です。
iiMailは、Windows環境(Active Directory(*1))とメール(LDAP(*2))間のアカウント連携を実現しました。これにより、ユーザアカウントの追加・削除処理の一元管理が可能となり、システムの運用管理負担を大幅に削減できます。
●運用者のスキルに依存しない管理の実現
アカウント管理はもちろん、メールサーバの状態監視や、必要な管理機能はすべて簡易な管理Web画面上からご利用可能です。これにより、UNIXなどの高度な知識を有さない管理者がメール運用に関わる様々な作業を簡単に行うことができます。
●安定したシステムの短期間導入
これまでの数多くのISPのメールサービスや企業メールシステムの導入・運用経験をもとに、お客様が安心して利用できるメールシステムを短期間にて構築・導入します。
また、IIJ-Tech内にてiiMailの全ての開発を行っているため、お客様の要件に応じて柔軟に各機能をカスタマイズすることができます。
今や企業活動において不可欠となっている「メールシステム」は、様々なセキュリティ上の脅威にさらされております。昨今のワーム蔓延や迷惑メール増加は、企業のメールサーバの過負荷を引き起こし、システムや運用面での対応やパフォーマンスと安定性の確保は、企業にとって重要な課題となっております。
IIJグループでは、お客様のメールシステムを支えるソリューションとして、セキュリティ機能をアセットレスで提供するメールゲートウェイサービス「IIJセキュアMXサービス」やメールサーバ機能をすべてIIJにて提供するメールホスティングサービス「IIJポストオフィスサービス」を展開しております。今回新たに自社でメールボックスを構築されたいというお客様を対象としたiiMailをラインアップに加え、メールソリューションの拡充をいたしました。
IIJグループでは、お客様のニーズに応じて各種メールソリューションを組み合わせ、これまで培ってきた知見や運用ノウハウをもとに、今後とも、お客様へ信頼性の高い堅牢で安定したメールシステムを提供してまいります。
(*1) Active Directory: Windows環境にて利用されるディレクトリサービス。ネットワーク上に存在するWindowsサーバ、Windowsクライアント、プリンタなどのハードウェア資源や、それらを使用するユーザの属性、アクセス権などの情報を一元管理することができる。
(*2) LDAP(Lightweight Directory Access Protocol): インターネットやイントラネットなどのTCP/IPネットワークで、ディレクトリデータベースにアクセスするためのプロトコル。ディレクトリサービスとは、ネットワークを利用するユーザのメールアドレスや環境に関する情報を管理するサービスのことで、ユーザ名からこれらの情報を検索することができる。
【iiMail 提供機能一覧】
* 関連資料 参照
【iiMail 管理Web画面イメージ】
* 関連資料 参照
【iiMail提供価格】
iiMailライセンス費用 ¥2,500,000~