日本オラクル、企業向けコンテンツ管理分野に本格参入
日本オラクル
企業向けコンテンツ管理分野に本格参入
「Oracle Content Database/Oracle Records Database」で、
従来のファイルシステムに代わる全社規模のコンテンツ管理を実現
日本オラクル株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:新宅正明、以下日本オラクル)は本日、企業向けコンテンツ管理製品である「Oracle Content Database/Oracle Records Database」の提供を開始します。本製品は、企業内の情報の大部分を占めるといわれるワープロ、表計算、プレゼンテーション等の実務関連文書、PDFファイル、画像ファイルなど、非構造化データの管理を容易にするデータベース・オプション製品です。
従来、多くの企業が構造化データの管理、セキュリティ保護のために多額の投資を行ってきました。一方で、非構造化データは部門管理や個人管理のファイルサーバーやPC上に格納されている場合が多く、的確に保護されていない状況が続いています。そのため、多大なコストをかけて構造化データを保護しても、そのデータのソースやレポートにあたる非構造化データが情報漏洩の要因になりえるため、企業のリスク増大とコンプライアンスや内部統制の複雑化を招いています。
「Oracle Content Database/Oracle Records Database」は、従来の非構造化データが格納されているファイルサーバーより詳細なセキュリティ設定を施すことができるだけでなく、バージョン管理機能や排他制御、ワークフロー、メタデータ機能など、生産性と内部統制を高める多くの機能を備えています。また、他社のエンタープライズ向けコンテンツ管理製品と比較して、使いやすいユーザーインターフェースであるため、本製品を導入した企業は、企業内の様々な重要データを安全に管理・活用できるだけでなく、企業の生産性向上とコンプライアンス向上を低コストかつ低リスクで実現できます。
日本オラクルは、本製品のWebサービスAPI (アプリケーション・プログラミング・インターフェース)を公開しています。これにより、さまざまな業務アプリケーションと接続が容易にできるため、業務アプリケーション上で扱われる各種の非構造化データの管理も可能になります。OSのファイルシステムを利用するパッケージソフトウェア・ベンダーや開発者は、本製品を採用することで開発工数を削減しながらデータの安全性や拡張性、可用性を向上させることが可能になります。
◆価格と出荷時期
「Oracle Content Database」
価格:¥6,250,000(税抜き)/ Processor*
「Oracle Records Database」
価格:¥6,250,000(税抜き)/ Processor*
出荷日:2006年10月17日
*Processor:ハードウェアの仕様(CPU数)に応じて価格設定をするライセンスです。
●日本オラクルについて
日本オラクル株式会社は、米国オラクル・コーポレーションの日本法人として1985年に設立されました。国内を拠点とした情報システム構築のためのソフトウェア製品、ソリューション、コンサルティング、サポートサービス、教育の事業を展開しています。1999年2月5日に店頭市場へ株式公開、2000年4月 28日に東証一部上場。従業員数1,530 名(2006年5月現在)。
*Oracleは、米国オラクル・コーポレーション及びその子会社、関連会社の登録商標です。その他のブランドまたは製品は、それぞれを保有する各社の商標または登録商標です。
【添付資料】
「Oracle Content Database/Oracle Records Database」発表に関する各社からのコメント(五十音順)
以 上