損保ジャパン、暖冬リスク対応の天候デリバティ「暖冬デリバティブ」を発売
天候デリバティブ定型商品「暖冬デリバティブ」発売
株式会社損害保険ジャパン(社長:佐藤正敏)は、暖冬により企業が被る収益減少、支出増大を補償する商品として、暖冬リスク対応のデリバティブ定型商品「暖冬デリバティブ」を昨年に引き続き発売します。
「暖冬デリバティブ」は、さまざまな異常気象のうち、年間を通じて気温が最も低くなる12月から2月にかけての天候リスクを補償するリスクヘッジプログラムであり、期間中の日々の平均気温(気象庁発表平均気温)の平均値が行使値を上回った場合に、所定の補償額をお支払いするものです。
本商品は、冬物衣料品製造・卸売業者、冬物食材販売・卸売業者、燃料小売業、暖房器具メーカー、スキー場などのレジャー施設など、暖冬が収益に大きく影響する業種で関心が高く、これら業種を中心に販売を行います。
【暖冬デリバティブの概要】
1.商品名
「暖冬デリバティブ」(天候デリバティブ定型商品)
2.補償期間
2006年12月1日~2007年2月28日(※契約申込は11月17日まで)
3.補償額
予め約定した気象観測地点(約定気象観測地点)における補償期間の日々の平均気温(気象庁発表平均気温)の平均値が、事前に約定した気温(行使値)を上回った場合、1口あたり、0.01℃につき4千円、最大100万円(2.5℃分)までお支払いします
4.オプション料
1口あたり10万円(3口以上で加入)
5.加入例
衣料品メーカーが、暖冬に備え「暖冬デリバティブ」を5口ご契約の場合
・対象期間 :12月1日~2月28日
・気象観測地点 :衣料品メーカーの商品販売量が最大となる都道府県の観測所
・支払条件 :期間中の平均気温の平均値が行使値を上回った場合
0.01℃つき、4千円×5口=2万をお支払いします。
・最大支払限度額:100万円×5口=500万円
・オプション料 :10万円×5口= 50万円
6.対象企業
灯油・LPガス販売・輸送業者、衣料品販売・卸売業者、暖房機器販売・卸売業者、冬物食材販売・卸売業者、スキー場近くの宿泊施設経営、雪道用タイヤ販売 など
以上