TISとプロティビティジャパン、内部統制の文書化作業支援ツール「IC-Vision」を提供
Microsoft Office Visio 2003ベースの内部統制構築支援ソリューション
内部統制の文書化作業支援ツール「IC-Vision」を提供
TIS株式会社(東京都港区、代表取締役社長:岡本晋、以下TIS)と株式会社プロティビティジャパン(東京都千代田区、代表取締役社長:神林比洋雄、以下プロティビティジャパン)は、2006年6月に公布された金融商品取引法(日本版SOX法)に伴う内部統制報告書の作成に必要な業務プロセスの文書化を強力に支援するツール「IC-Vision」を開発し、TISが本年11月1日より販売開始することを発表いたします。
本ソリューションは、内部統制法制への対応をより効率的・効果的に行えるようTISとプロティビティ ジャパンが国内外においての多くの経験及びサービスを提供している中で培った内部統制構築支援のノウハウを反映したものとなっています。
内部統制報告書の作成に必要な業務プロセスの文書化作業にあたっては、広範囲な企業グループの活動にわたって文書の記述の方式や内容、レベルを統一していく必要があります。
今回の「IC-Vision」は業務フローの作成から変更、更新作業を効率化し、多大な時間を要する内部統制文書化作業の早期実現を可能にします。また、プロティビティ ジャパン標準RCM(リスクコントロールマトリックス)テンプレート(※1)と組み合わせることによって、ナレッジを体系化したフローチャートやRCMを活用することが可能となります。
<顧客のメリット>
・ 業務プロセスフローの作成、変更、更新作業及びリスクコントロールマトリックスを効率的に管理し、ドキュメント化を容易に実現します。
・ 監査人の視点から開発されたテンプレートと実績の豊富なテクノロジーの採用により、技術とノウハウを組み合わせたワンストップのトータルなソリューションが提供されます。
「IC-Vision」は、2006年10月2日にマイクロソフト株式会社(以下、マイクロソフト)より無償提供が開始された「Microsoft(R) Office Visio(R) 2003」(以下:Visio 2003)(※2)上で動作する内部統制構築のための業務プロセスの文書化支援テンプレート「汎用Visio内部統制テンプレート」と、そのソースコードをベースにTISとプロティビティジャパンが開発したものです。「汎用Visio内部統制テンプレート」は、マイクロソフトとプロティビティジャパンが共同開発し、本年3月からマイクロソフトのホームページ上で無償公開されている「Visio 内部統制テンプレートVer.1.1」をベースに汎用版として改良、公開されたものです。
「IC-Vision」は、Microsoft Officeのテクノロジーの採用により、業務記述書/フローチャート/RCMの自動連係機能を持ち、監査視点を重視した文書・部品テンプレートとなっています。
(※1) プロティビティジャパン標準RCM(Risk Control Matrix)
プロティビティジャパン標準RCM(リスクコントロールマトリクス)は、もともと米国企業改革法において内部統制評価が必要な日本の対象企業が、外部監査の対象となっている「財務報告に係る内部統制」の文書化を効率的に行うためのツールとして、プロティビティジャパンのナレッジを体系化して作成されたものです。監査人が財務報告に関するプロセスを把握するためのフレームワークとして使う「サイクル」の切り口を採用し、製造業における業務サイクルごとの財務報告に係るプロセスレベルの内部統制を記述しており、アサーション・リスク・コントロールの標準的なテンプレート一式が用意されています。また、業務サイクルごとの簡易フローチャートも添付されています。
(※2) フローチャートやネットワーク構成図といったビジネス文書や技術資料を、使い慣れたMicrosoft Officeアプリケーションと同じように直感的な操作で作成できるビジネスグラフィックソフトウェア。
* 以下、関連資料「別紙」参照
「IC-Vision」の概要と特徴 (「IC-Vision」の価格体系)
エンドースメント
* 記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。
■ お客様からのお問合せ先
TIS株式会社 事業統括本部 産業第1事業部 エンタープライズソリューション部
TEL:03-5402-2027 FAX:03-5402-2324
e-mail: icsales@mbgx.tis.co.jp