矢野経済研究所、外壁材市場の動向調査結果を発表
■ 外壁材市場の動向調査
<調査要綱>
矢野経済研究所では、窯業サイディング、押出成形セメント板外壁材、ALC外壁材、外装タイル、金属サイディング、塩ビサイディングなどの多岐に亘る外壁材市場・業界の現状を調査した。
1.調査対象 : 外壁材メーカー、外壁材に関連する業界団体
2.調査期間 : 2006年6月~2006年9月
3.調査方法 : 面接ヒアリング調査
<調査結果サマリー>
★外壁材市場を取り巻く環境の変化
●意匠面では、垢抜けのした「シンプルモダン」が現在の流行
●窯業サイディングを中心とした3大グループに収斂されてきた外壁材市場
●省施工、省資源、環境対応、外観保護、美観演出等を目指して外壁工法は多様化
●エンドユーザーに向けての販売施策が強化
●依然として注目度の高いリフォーム、外壁材メーカー各社の戦略も様々
★戸建住宅用外壁材の市場規模
●2005年度の戸建住宅用外壁材面積は、新築用が1億3,335万m2、リフォーム用が1,789万m2の合計1億5,124万m2である。素材別シェアは窯業サイディングが69.7%で圧倒的に高く、モルタル11.3%、金属サイディング9.0%と続く。なお、窯業サイディングは新築だけでみると75%のシェアがある。
<資料発刊>
資料名: 「2006年版 外壁材市場白書」
発刊日: 2006年 9月27日
A4版 352頁
定価 : 157,500円(消費税等込み)