三菱商事とヘルスケアシステムズ、病院経営支援事業で業務提携
三菱商事とヘルスケアシステムズの業務提携について
三菱商事株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:小島順彦、以下 三菱商事)は、株式会社ヘルスケアシステムズ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:上久保正敏、以下 ヘルスケアシステムズ)の19.5%に相当する株式を取得し、病院経営支援事業において業務提携することに合意しました。
ヘルスケアシステムズは、医療法人社団健育会のグループ病院で培った(経営)ノウハウをもとに、同法人の理事長である竹川節男氏が1996年に設立した病院経営受託会社です。病院経営のスペシャリストであるマネージングディレクターを医療機関に常駐派遣し継続的に経営実務をおこなうとともに、病院経営管理システム『ミル・フィール』を駆使して、本部機能と連携した独自の経営手法で財務、組織管理、人材、患者満足、医療の質向上の観点から経営支援を行っております。
近年、診療報酬の改訂、医療従事者の人材不足等、医療機関の経営環境は大きく変化している中、利用者が「安心・信頼」できる医療サービスを提供するための病院経営改善のニーズもますます高まっております。本出資により、両社の協力関係を構築し、今後そのようなニーズに対応できる事業展開を目指していきます。
本合意は、財務面のみならず医療の質の向上を含めて、医療機関の経営改善を包括的かつ長期的に支援することが狙いです。三菱商事は、現在取り組んでいる病院PFI事業やヘルスケアファンド事業と、ヘルスケアシステムズの持つ病院経営ノウハウとの相乗効果を見込み、また、ヘルスケアシステムズは事業拡大による病院のネットワーク化によりスケールメリットを生かしたより効率的な経営を目指します。
※ 添付資料あり