HIS、2007年ゴールデンウィークの海外旅行予約動向を発表
《H.I.S. 2007年ゴールデンウィークの海外旅行予約動向速報》
アジアシティの人気が上昇、前年同日比は軒並み120%超
出発ピークの二分化傾向が顕著に
株式会社エイチ・アイ・エス(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:鈴木芳夫、以下H.I.S.)は、2007年のゴールデンウィーク期間(4月26日~5月8日)の海外旅行動向についてまとめました。当社では需要拡大を見込んで、12月中旬よりパッケージツアーCiao商品の発表・予約受付を開始し、また昨年に引き続き、ハイナン島などへのチャーター便も発表しました。これによってアジア方面への予約はとりわけ大きく伸び、前年同日比は全体で108%、アジア方面においてはいずれも120%超(4月1日現在)で推移しております。2007年ゴールデンウィークの海外旅行予約動向に見られる興味深い傾向は2点となります。
(1) アジア方面の渡航好調、前年同日比は軒並み120%超
(2) 出発ピークが二分化、長くお得に楽しむ4月出発、近場でグレードアップの5月出発
《2007年のゴールデンウィークの主な動向》
●アジア方面の渡航は依然好調、前年同日比120%超
アジア方面への渡航は依然人気となっており、前年同日比の申し込みは韓国128%、中国130%、香港123%、バリ島150%と、軒並み120%を超えております。当社では、昨年に引き続き本年も、席が取りづらい渡航先を中心にチャーター便を運航しており、中国・ハイナン島への予約は好調、ソウルへのチャーター便においては5月の出発便で既にキャンセル待ちとなっております。
●出発ピークの二分化、4月出発は「長く、お得に」、5月出発は「近場で贅沢」。
今年のゴールデンウィークは、5/1(火)、5/2(水)を休んで最大9日間の連休となることから、4月26日~29日までに出発してお得に遠距離を楽しむ渡航客と、カレンダー通りに5月3日から4連休を取得し、近場でグレードアップの旅を楽しむ渡航客の二分化の傾向がみられました。
○4月の出発ピークは4月28日(土)、最大9連休で、長く、お得に海外渡航
2007年の4月出発日ピークは28日を中心に、26日から29日となっています。「少しでも長く、お得に海外旅行を楽しみたい」というニーズから、4月出発で人気の渡航先はパリなどのヨーロッパや、アジアでもバンコクやバリ島など、長い休暇で楽しめ、さらに日程をずらすことで安くなるデスティネーションが人気となっています。
○5月の出発ピークは5月3日(木)、近場でグレードアップする4日間
昨年は5連休となっていた5月3日からの連休は、今年は4連休となったことから、5月出発の人気渡航先はソウル、台北や香港など、3~4日間でも十分楽しめるアジア方面が人気となっています。特に、ビジネスクラスを利用したパッケージツアー「エクステージ」のアジアシティ方面の予約数は前年最終比200%と大きく伸びています。「観光目的の海外旅行にも贅沢をしてビジネスクラスに」という傾向が定着しているようです。