忍者ブログ

ニュースリリースのリリースコンテナ第一倉庫

ニュースサイトなど宛てに広く配信された、ニュースリリース(プレスリリース)、 開示情報、IPO企業情報の備忘録。 大手サイトが順次削除するリリースバックナンバーも、蓄積・無料公開していきます。 ※リリース文中の固有名詞は、発表社等の商標、登録商標です。 ※リリース文はニュースサイト等マスコミ向けに広く公開されたものですが、著作権は発表社に帰属しています。

2025'01.21.Tue
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

2007'06.22.Fri

日立、自然や人とのつながりを重視したオフィス環境を演出するオフィステーブルを開発

自然や人とのつながりを重視したオフィス環境を演出する
新しいデザインコンセプトにもとづいたオフィステーブルを開発
happi 第2回展覧会「happi Tokyo Station」に出展


 株式会社日立製作所(執行役社長:古川一夫/以下、日立)と株式会社内田洋行(代表取締役社長:向井眞一/以下、内田洋行)は、榎本文夫アトリエ(代表:榎本文夫/以下、榎本アトリエ)ならびに有限会社テラダデザイン一級建築事務所(代表:寺田尚樹/以下、テラダデザイン)と共同で、人と自然、または人と人とのコミュニケーションやつながりを重視したオフィス環境を演出する新しいデザインコンセプトにもとづいたオフィステーブルを開発しました。これは、オフィステーブルを媒介として、外界から切り離されたオフィスの中でも自然が刻々と移り変わる様子を感じとることや、同じ場所に集まった人同士がつながりを緩やかに実感できる環境を創り出すものです。今回は、センサ技術などを応用し、4種類のオフィステーブルを制作しました。
 これらのテーブルは、2007年 6月14日(木)~6月17日(日)、JR東京駅丸の内中央口の行幸地下通路で開催されるhappi*1第2回展覧会「happi Tokyo Station」*2に出展します。

 近年、都市部のオフィスなどでは、外界の自然環境から切り離され、人工的にコントロールされた環境の中で1日のうちの多くの時間を過ごす人々が少なくありません。他方、社員が決まった席で仕事をするのではなく、そのときに空いている好きな席で仕事を行うフリーアドレス制や、普段の職場とは違う職場で普段と同じように働くサテライトオフィス制の導入など、新しいワークスタイルの普及により、オフィスで働く人同士のコミュニケーションスタイルも、従来のものから変化しつつあります。

 このような背景の中で、日立と内田洋行は、榎本アトリエならびにテラダデザインと、人と自然、あるいは人と人とのコミュニケーションやつながりを重視したオフィス環境の創出をめざし、共同プロジェクトを立上げ、新しいデザインコンセプトにもとづいたオフィステーブルを開発しました。今回のプロジェクトでは、オフィステーブルを媒介として、人と自然、または人と人とを結びつける新しいデザインコンセプトを開発し、センサ技術などを応用して、新しいコンセプトに基づいた4種類のオフィステーブルを制作しました。本プロジェクトでは、テーブルという「複数の人が集う場」をモチーフに、ITとデザインによって、人と一緒に、自然や季節、太陽や風なども集える場と空間を提案していきます。

 なお、制作したテーブルは、2007年 6月14日(木)~6月17日(日)、JR東京駅丸の内中央口の行幸地下通路で開催されるhappi*1第2回展覧会「happi Tokyo Station」*2に出展します。


【 今回制作したオフィステーブルの概要 】

(1)「波紋(はもん)」:気配の波紋
 打ち合わせテーブルに内蔵されたセンサで集まる人達の気配を検知し、その結果を色や形を変化させながら互いに干渉する波紋のような映像に置き換えてテーブル上に映し出します。これにより、テーブルに集まった人々は、お互いの関係性や活性度を緩やかに感じることができ、会話の活性化や打ち解けた雰囲気を演出します。

(2)「垣間(かいま)」:気付きの森
 オフィス用フリーアドレステーブルに、パーティションの代わりに、天板に均等に開けられた小さな穴に枝を差し込むことで自由にテーブルを区切り、個人の作業領域を緩やかに生み出します。同時に仕切りの向こうに他者を「垣間」見て気配を感じたり、発光する枝を通して日照の移り変わりなどの外環境を感じたりする環境を演出します。

(3)「窓辺(まどべ)」:自分だけの窓
 高層化が進んだオフィスの窓から見下ろす景色は、自然の息吹や季節の移ろいを感じる人間らしい日常感とはかけ離れたものです。遠隔制御IPカメラからの遠地の自然な景色を、テーブル上のパーティションに埋め込まれた小窓越しに映し出し、あたかも、小窓から外を覗くように、視界を変化させながら自在に眺めることができます。

(4)「陽炎(かげろう)」:興味の泉
 ロビーや休憩コーナー向けのカウンターテーブルです。仕事中の一息に、何気なく触れた卓面から映像が浮き出します。浮き上がっては消える映像は、時に思いもかけない情報に出会う機会を提供します。日立独自の「シルエットカウンター」技術*3によって軽やかな操作性を実現しています。


◆注記:
*1:プロダクト、インテリア、建築、環境などの幅広い領域で活躍する8人のデザイナーを中心に、デザインの本質を考え、行動を起こし、世の中に提案するため、批評や勉強を継続的に行える場として2004年1月に発足したグループです。

*2:http://happi8.jp/HappiTokyoStation_Intro.htm

*3:テーブル上に投影された影に反応して動作を起こすユニークなインターフェース機構で、液晶プロジェクターの技術を応用しています。日立と内田洋行は、2006年に麗澤大学生涯教育プラザ インフォメーションカウンターを共同製作しており、本件は、産業デザイン振興会グッドデザインアウォードのコミュニケーション部門を受賞しています。


happi Tokyo Stationホームページ
 http://happi8.jp/HappiTokyoStation_Intro.htm


以 上

PR
Post your Comment
Name:
Title:
Mail:
URL:
Color:
Comment:
pass: emoji:Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
trackback
この記事のトラックバックURL:
[32432] [32431] [32430] [32429] [32428] [32427] [32426] [32425] [32424] [32423] [32422
«  BackHOME : Next »
広告
ブログ内検索
カウンター

忍者ブログ[PR]